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刻限御話

さあ/\/\/\、まあ/\一寸には難しい事も言い掛ける/\。内々ぢばや/\と言うが、ぢばに一つの理、さあ/\皆々寄り来る道や。治まる処理を聞く。皆々身上から付き来る道や/\。さあ/\めん/\皆々日が経つ。長らえての日が経てば踏み込む/\、入り込む/\。出て来る道や。その道一つの道長らえて年限経ち越したる。難しい道の楽しみや/\。さあ/\これよう聞いて置かねばならん。なれども一時楽しむというは、楽しむ一つの理、そこで遠く/\近くの所より、さあさあ大抵々々入り込む処、一寸世界の処は一寸駈け廻りた。何処から何処までも大抵々々の道。何処までも駈け廻りたる処、さあ/\一寸根に踏ん張る処を見よ。根から一つの花が咲く。一寸こうやったら困まるやろう、難儀するやろうと思うて。さあ/\これよう聞き分け。何にもならん。どんな者でも何にもなりゃせんで。何時どんな水が流れ来るともこれ分かりゃせんで。さあ/\これ踏ん張る処の根を見よ。根から一つの花が咲く。今までにもどうもならんと言うた日の事を思い出してみよ。それ分かりたら先の事が皆分かる。これひながた、分からんもひながた。一町四面、さあ/\一年経ったらどんな事でもして見せる/\。さあ/\年限はさあ/\めん/\これだけ経ったと思わんよう。深きは深きの心の理を定め。人衆人衆と言うて居るけれども、何程あると思うぞ。さあ/\一代は一代の苦労を見よ。長々の苦労であった。二代は二代の苦労を見よ。三代はもう何にも難しい事は無いように成るで。なれど人間はどうもならん。その場の楽しみをして、人間というものはどうもならん。楽しみてどうもならん。その場は通る。なれども何にもこうのう無くしては、どうもならん事に成りてはどうもならん。これをめん/\もよう聞け。日々取次が難しい。めん/\の勝手心が難しいてならん。何程尽せども果さにゃならん。これを聞き分けねばならんで。又それ/\へもこれをよう伝えてくれねばならん。さあ/\しっかりと伝えてくれるよう。

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