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永尾楢次郎口へ水わき、腹具合悪しきに付願

さあ/\身上々々々々、身上に一つ事情を以て尋ねる処、尋ねるから一寸諭そう。どういう事情、一寸には分からん。不思議なる/\よう聞き分け。いんねんこの事情、最初一つ掛かりの事情、先ず/\理が迫る/\。長らえての道、いんねんの事情深きの事情、長らえての事情、一寸治まりの掛かりも付いたやろう。たんのう一つの理を治め。不自由であろう。なれど長らえての道や。めん/\も聞いてよく聞き分けにゃならんで。
【説明】
永尾楢次郎、本席様女婿。 長くお道を通っていんねんの自覚もすこしついたであろう。不自由であろうが、たんのうの理を治めよという意味で、口へ水わくのは、たんのうの心を治めよと指示されたのであろう。
【摘要】
『口』については、内々(家内、親類、教内、おぢばに勤める者)が良く談じ合って治めるようにというおさとしが多い。口は、物をいうところであり、且つ飲食物を体内におさめる入口であることを思案すれば、良く談じ合って、内々治めよというおさとしの意味が納得されるであろう。

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