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松村吉太郎祖母たみ病気に付、神の道を運びて宜しきや、何分老体の事に付、伝えて却って御意に叶わずと思いしが、この儀如何にや伺

さあ/\尋ねる処/\、どんな話も皆聞かさにゃならんで。長らえて内々も通る処、いか程年長けたるとても、どんな話も聞かさにゃならん。心にかりもの・かしものの理も伝え、生れ更わり出更わりの理も、さあ/\長き/\道すがらの理も、聞かさにゃならん。心に治めさゝねばならん。

続て明日帰国致度に付願
さあ/\事情々々心に掛かる事情は、十分の話を聞かさにゃならんで。今までに生れ更わり出更わりの理も聞いたる処、皆んな十分に楽々と聞かさにゃならんで。よう諭してやらにゃならんで。
【説明】
長い間、家内の者もお道を通っているのであるから、どれほど年をとっていても、どんな話も聞かせなければならない。即ち心にかしもの・かりものの理をもつたえ、生まれ変わり出かわりの理も、長い長い道すがらの理ー教祖ひながたの理ーも聞かさなければならない。 今までに、生まれかわり出かわりの理も聞いたように、教理の治まった者は、皆十分楽々に出なおすのである、と聞かさなければならんで。といういみである。 \n\n (1) かしもの・かりものの理も伝え、生まれ更わり出更わりの理や、教祖のひながたも聞かせて心に治めさせるように。 (2) 今まで生まれ更わり出更わりの理も聞いたであろう。皆、十分に楽々と出直すのであるということを、よく理解させるように。
【摘要】
(1) 人間は、この世に今まで幾度となく、生まれ更わり出更わりして来ているもので、前生のいんねんを自覚することが大切である。 (2) 自分の身上にあらわされていることを見、あるいはまた世上の人々の姿を見て、前生のいんねんをさんげしたんのうの心を治めて通ることが大切である。 (3) この世に生まれかわってくるのも、親神の守護による、誰が誰の生まれ更わりであるかは親神のみが、すべてご存知である。お知らせいただいているところから、親戚または身近なところに生まれかわってくるものと悟らしていただくことができる。 (4) 人間は生まれ更わりによって、この世に永遠に生かしていただくことができる。ここに末代かけての信仰の有難さと喜びを味あわせていただくことができる。

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