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おてふり概要

目次

六下り目

一ッ

ひとの

右人差指で「前方を指す手」足は、右を踏む。

こゝろと

両平手の指先を、右左と胸にとる。足は、右左と踏む。

いふ

身体を斜め左向きに少し屈み気味に、右人差指で「口許を指す手」足は、右を左の前に踏む。

ものハ

右より二回「ナゲの手」足は、右左と二歩進む。

うたがひ

上半身を少し左斜めに屈め、両平手の甲を前向きにして、左腰のあたりに下げるや(右)、直ちに上半身を正面向きにするとともに、両平手の掌を外向きにして、指先を立てて、右肩の前あたりに上げる(この時、右手は左手より少し高い=左)。足は、右を左の前に浮かし、また元に戻す。

ぶか

「オサエの手」足は、左を踏む。

右に一回「ナゲの手」足は、右を踏む。

ものなるぞ

左より四回「ナゲの手」足は、左右と二歩退り、左を揃え、右を踏む。

二ッ

ふしぎな

上半身は斜め左向きとなるとともに、両平手の掌を内向きに重ねて(左が外)、左脇腹を軽く押さえ、頭を心持ち左にたれて思案する格好をする()。足は、右を左の前に出す。

たすけを

「たすけの手」足は、右を元に戻し、左を踏む。

するからに

右より四回「ナゲの手」足は、右左と二歩進み、右を揃え、左を踏む。

いかなる

手足ともに一ツの「うかがひ」と同じ動作。すなわち、上半身を少し左斜めに屈め、両平手の甲を前向きにして、左腰のあたりに下げるや(右)、直ちに上半身を正面向きにするとともに、両平手の掌を外向きにして、指先を立てて、右肩の前あたりに上げる(この時、右手は左手より少し高い=左)。足は、右を左の前に浮かし、また元に戻す。

こと

「オサエの手」足は、左を踏む。

右に一回「ナゲの手」足は、右を踏む。

みさだめる

「オサエの手」で、右前より斜め左後ろへ、左前より斜め右後ろへ、右前より斜め左後ろへと三回、押さえ気味に引く。足は、左右と二歩退り、左を揃える。

三ッ

みな

「オサエの手」足は、右を踏む。

せかいの

二回「イサミの手」足は、右左と二歩進む。

むね

両平手の指先を、同時に胸にとる。足は、右を揃える。

のうち

両平手で、額前より胸前に上下に円を描いて、その両平手を同時に胸にとる。足は、左右と踏む。

かゞみの

両人差指で、額前に上下に円を描く。足は、左を踏む。

ごとくに

右より二回「ナゲの手」足は、右左と踏む。

うつるなり

右平手は甲を外向きにして、顔の右前に立て、左平手は甲を後ろ向きにして、頭の左後ろに立てて、あたかも合わせ鏡を見るごとくし()、次に両平手でその反対の動作をし、さらに、最初の動作をする。足は、左右と二歩退り、左を揃える。

四ッ

ようこそ

二回「イサミの手」足は、右左と二歩進む。

つとめに

「合掌の手」足は、右を揃え、左を踏む。

ついてきた

左平手は掌を前向きにして、左腹の前あたりに下げ、右平手は掌を内向きにして胸にとり、次に両平手でその反対の動作をし、さらに、最初の動作をし、最後に、右平手は胸にとったままで、なお左平手を胸にとる。足は、右左右左と踏む。

これが

手足ともに、一ツの「うかがひ」と同じ動作。すなわち、上半身を少し左斜めに屈め、両平手の甲を前向きにして、左腰のあたりに下げるや()、直ちに上半身を正面向きにするとともに、両平手の掌を外向きにして、指先を立てて、右肩の前あたりに上げる(この時、右手は左手より少し高い=)。足は、右を左の前に浮かし、また元に戻す。

たすけの

「たすけの手」足は、左右と踏む。

もとだてや

右より四回「ナゲの手」足は、右左と二歩退り、右を揃え、左を踏む。

五ッ

いつも

「オサエの手」足は、右を踏む。

かぐ

両平手の甲を上向きに、指先を前方に軽く曲げて、頭の左右後ろから顔の両脇に下げて、あたかも頭に物をかむる格好をする()。足は、左を踏む。

らや

右より二回「ナゲの手」足は、右左と二歩進む。

てをどりや

三回「イサミの手」足は、右を揃え、左右と踏む。

すゑでは

左平手で右たもとを軽く押さえ、右人差指は左胸の前あたりで、甲を外向きにするや、直ちに手首を伸ばして、右横に弾くようにして、一の字を引く()。足は、右かかとを中心にして、その指先を右方に回す。

めづらし

上半身はほとんど左向きとなり、両人差指で、額の前に小さく上下に円を描く(予備動作第十六の応用)。足は、右を左の前に踏む。

たすけする

三回「イサミの手」足は、右左と二歩退り、右を揃える。

六ッ

むしやう、やたらに

三回「イサミの手」足は、右左と二歩進み、右を揃える。

ねがひでる

「合掌の手」足は、左右左と踏む

うけとる

両平手で、額前より胸前に上下に円を描く。足は、「と」の時ぐらいに、右を踏む。

すぢも

両平手の掌を上向きにして、腰の左右あたりから、腹の前方に出すや(①)、直ちに指先を内に向け返しつつ両人差指となって、甲を上向きに平らにつけて揃え(②)、さらに、その人差指を左右に一の字に引き分ける(③)。足は、「す」の時、右を一歩出す。

せんすぢや

「せん」にて、右人差指は、掌を内向きにして、額の前あたりに引き、左人差指は、掌を外向きにして、顔の前方に出し、「す」「ぢ」「や」にて、両人差指を同じ要領で、三回交互に行き交える。足は、右左と二歩退り、右を揃え、左を踏む。

七ッ

なんぼ

「オサエの手」足は、右を踏む。

しん/\”

「合掌の手」足は、左右と二歩進む。

したとても

左より四回「ナゲの手」足は、左を揃え、右左右と踏む。

こゝろえ

両平手の指先を、右左と胸にとる。足は、右左と踏む。

ちがひは

両平手は上腹の前あたりで、まず、左を上にして行き交えて振り(①)、次に右を上にして行き交えて振る(②)。足は、右左と踏む。

ならんぞへ

右より四回「フリの手」足は、右左と二歩退り、右を揃え、左を踏む。

八ッ

やつぱり

二回「イサミの手」足は、右左と二歩進む。

しん/\”

「合掌の手」足は、右を揃え、左を踏む。

せにやならん

右より四回「ナゲの手」足は、右左右左と踏む。

こゝろえ

両平手の指先を、右左と胸にとる。足は、右左と踏む。

ちがひは

手足ともに、七ツの「ちがひは」と同じ動作。すなわち、両平手は上腹の前あたりで、まず、左を上にして行き交えて振り(①)、次に右を上にして行き交えて振る(②)。足は、右左と踏む。

でなほしや

まず、両平手を軽く握り、右拳は右肩のところに上げ、左拳は左腰の脇に垂れ()、次に、なお三回、左右の拳を上下反対にする。足は、右左と後ろ向きに二歩退り、右を半ば鍵型に踏み、左を正面向きに揃えるとほとんど同時に、右もまた正面向きとなる(①②③④⑤)。

九ッ

こゝまで

「オサエの手」足は、右を踏む。

しん/\”

「合掌の手」足は、左右と二歩進む。

してからハ

左より四回「ナゲの手」足は、左を揃え、右左右と踏む。

ひとつの

右人差指で「前方を指す手」足は、右を踏む。

かうをも

両平手で、額前より胸前に、上下に円を描く(ただし、やや大きめにして、半円ぐらいのところから、次の動作に移る)。足は、左右と踏む。

みにや

両平手で、前の残りの半円を描いて、そのまま直ちに、掌を内向きにして、額の前に揃えて立てる()。足は、左を踏む。

ならぬ

右より三回「ナゲの手」足は、右左と二歩退り、右を揃える。

十ド

このたび

二回「イサミの手」足は、右左と二歩進む。

みえました

両平手を顔の前で、掌を内向きより外向きに返して、親指と親指をほとんどつけて揃えるや、直ちに、両平手を立てたまま左右に開き、掌を前向きにしたまま、上下に円を描いて、胸の前あたりまで下げ、再び、顔の前に揃えて立てる()。足は、「み」のときに右を揃え、「ました」にて、左右と踏む。

あふぎの

左平手の掌を上向きにして、腹の前に出すとともに、右手の指先で、扇の先を摘むように抜き取って。その軸の方を左平手で持つ()。足は踏まず。

うかゞひ

左平手は扇の軸を持ったまま、右平手は掌を左向きにして、指先を左平手の上に軽く添えるとともに()、両平手をおもむろに胸の前あたりまで上げる。足は踏まず。

これ

扇を顔の前に立てる(この時、右指先も上向きとなる=)。足は踏まず。

ふしぎ

右平手で、最初抜き取った時のように、扇の先を摘むように持ち、左平手を離して、扇を元のとおり、前帯の間へさす(この時、左平手は前帯のところへやって、さし込む介添えをする)。足は踏まず。


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