天理教教祖殿逸話篇


「栗の節句」

教祖は、ある時、増井りんに、 「九月九日は、栗の節句と言うているが、栗の節句とは、苦がなくなるということである。栗はイガの剛いものである。そのイガをとれば、中に皮があり、又、渋がある。その皮なり渋をとれば、まことに味のよい実が出て来るで。人間も、理を聞いて、イガや渋をとったら、心にうまい味わいを持つようになるのやで。」と、お聞かせ下された。

牡丹の花盛り
長者屋敷


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