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第14号

どのよふなゆめをみるのも月日なり
なにをゆうのもみな月日やで（1）
月日よりにち／＼心せきこめと
そばの心わいづむばかりで（2）
いつむのもどふしていつむ事ならば
上にハなにもしらんゆへなり（3）
せかいにハそれをしらすになに事も
みなしたこふていつみいるなり（4）
月日にわ大一これがさんねんな
そこでどのよな事もするのや（5）
月日よりにち／＼心せゑたとで
くちでわとふむゆうにゆハれん（6）
それゆへにゆめでなりともにをいがけ
はやくしやんをしてくれるよふ（7）
月日にハこのざんねんとゆうものわ
くちてゆうよな事でないぞや（8）
けふまでわどんなはなしもたん／＼と
いろ／＼といてきたるなれども（9）
なにゆうもひがらこくけんきたらんで
なにもみゑたる事わないので（10）
それゆへになにを月日がゆうたとて
みなうたごふてゆいけすばかり（11）
月日にハ大一これがさんねんな
なんでもこれをしかとあらわす（12）
いまゝでハどんな事をばゆうたとて
すぐにみゑたる事わなけれど（13）
このたびわ三かのうちにたん／＼と
せかいのはなしなにをきくやら（14）
これからハにち／＼月日はたらくで
とんなしごとをするやしれんで（15）
このよふにかまいつきものばけものも
かならすあるとさらにをもうな（16）
いまゝでに月日ざんねん山／＼と
つもりてあるをみなはらすでな（17）
このはらしどふしてはらす事ならば
月日の心みなしてみせる（18）
けふまでハこのよはじめてひわたてど
月日しんちつまだしろまいな（19）
とのよふな事でも月日する事や
いかな事でもやまいでわない（20）
みのうちにとのよな事をしたとても
やまいでわない月日ていりや（21）
せかいにハこれらとゆうているけれど
月日さんねんしらす事なり（22）
せかいぢうどこの人でもをなぢ事
いつむばかりの心なれとも（23）
これからハ心しいかりいれかへて
よふきづくめの心なるよふ（24）
月日にわにんけんはじめかけたのわ
よふきゆさんがみたいゆへから（25）
せかいにハこのしんぢつをしらんから
みなどこまでもいつむはかりで（26）
月日よりよふきづくめとゆうのをな
これとめたならさねんゑろなる（27）
このはなしどふぞしいかりきゝハけて
はやくしやんをしてくれるよふ（28）
いまゝでハ月日とゆうてといたれど
もふけふからハなまいかゑるで（29）
けふまでハたいしや高山はびかりて
まゝにしていた事であれとも（30）
これからわをやがかハりてまゝにする
これそむいたらすぐにかやすで（31）
けふまてもをやのさねんとゆうものわ
一寸の事でわないとをもゑよ（32）
このたびもまだせかいにハなに事も
はびかるばかりなにもしらすに（33）
にんけんもこ共かわいであろをがな
それをふもをてしやんしてくれ（34）
にち／＼にをやのしやんとゆうものわ
たすけるもよふばかりをもてる（35）
それしらすみなせかいぢうハ一れつに
なんとあしきのよふにをもふて（36）
なにもかもをやのさんねんよくをもへ
こ共はかりにいけんしられて（37）
これからわどんなところのいけんでも
をやがでゝいるうける事なし（38）
このいけんとのよなものがはひかりて
ゆふとをもゑばすぐにしりぞく（39）
とのよふなしごとするにもさきいより
せへいゝはいにことわりてをく（40）
けふまてハどんな事をもにち／＼に
しんばいしたる事であれども（41）
あすからわどんな事をばみたとても
なにをきいてもたのしみばかり（42）
これまでハ高山からわなにもかも
どんなさしすもうけたなれとも（43）
このさきハとのよな事をゆハれても
をやのさしすやさらにうけんで（44）
いまゝでわひがらもちいときたらんで
とんな事てもちいとしていた（45）
もふけふハひがぢうふんにつんである
とんな事でもそのまゝにする（46）
これからハをやのをもふう事はかり
一事ゆゑばこれちがわんで（47）
せかいぢう一れつハみなとこまても
どんな事をがあるやしれんで（48）
どのよふな事がありてもしんちつの
心したいにこわい事なし（49）
心さいすきやかすんた事ならば
どんな事てもたのしみばかり（50）
このはなしうたがう心あるならば
しよちしていよとんなみちやら（51）
せかいぢうわをやのたあにハみなこ共
かわいあまりてなにをゆうやら（52）
このせかい高山にてもたにそこも
をやのたにわこ共はかりや（53）
このたびわなんてもかてもしんぢつの
をやの心をしらしたいから（54）
これさいかたしかにしよちしたならば
いつまでいてもよふきつくめや（55）
このみちハをやがたのみや一れつわ
どふそしいかりしよちしてくれ（56）
けふまでもどのよなみちもたん／＼と
とふりぬけてわきたるなれども（57）
これからのみちハなんてもめつらしい
このみちとふりぬけた事なら（58）
それからハをやの心がいさみでゝ
とんな事でもはじめかけるで（59）
これさいかはぢめかけたる事ならば
とんなものてもをやにもたれる（60）
このみちをつけよふとてにしこしらゑ
とんなものてもまたしろまいな（61）
さあかゝれもふこれからのみちすじハ
とんなものでもあふなきわない（62）
いまゝでわうちのものにもいろ／＼に
しんばいかけてきたるなれども（63）
あすからハをやが一はなでるほとに
とんな事てもかやしゝてやる（64）
さあけふわなにのはなしもだん／＼と
こまかしくゆへもふせへつうや（65）
なにゝてもゆハすにいてハわからんで
なにかいさいをみなゆてきかせ（66）
このはなしなにの事やらしろまいな
をやのはたらきみなゆうてをけ（67）
はたらきもなにの事やらしろまいな
せかいの心みなあらわすで（68）
これをはなあらハれだすとゆうのもな
めゑめゑのくちでみなゆいかける（69）
どのよふな事てもわがみくちいより
ゆう事ならばぜひハあるまい（70）
これからハめゑめになにもゆハいでも
をやが入こみゆうてかゝるで（71）
このさきハどんなものでもしんちつに
むねのそふちをみなしてかゝる（72）
このそふぢどふしてするとをもうかな
とんないけんをするやしれんで（73）
とのよふな事がありてもあんちなよ
なにかよろすわをやのいけんや（74）
くちさきでなんぼしんぢつゆうたとて
きゝわけがないをやのさんねん（75）
それゆへにをやがたいない入こんで
とんな事をばするやしれんで（76）
とのよふなせつない事がありてもな
やまいでわないをやのさねんや（77）
このはなしどこの事ともゆハんてな
をやのたあにわみなわがこやで（78）
しんぢつのをやのさんねんでたならば
このをさめかたたれもしろまい（79）
これをばなまことしんぢつあるならば
どんな事でもゆうてきかする（80）
どのよふな事をゆうやらしれんでな
これそむいたらすぐにしりぞく（81）
これまでハなにをしたとてとめられて
そむくはかりの事であるから（82）
けふの日ハとのよな事をしたとても
なにをゆうてもそむきなきよふ（83）
このみちハくれ／＼たのみをくほとに
をやがひきうけあんぢないぞや（84）
この事ハなにの事やとをもうなよ
つとめなりものはやくほしいで（85）
もふけふわどんな事をばしたとても
なにもあんぢなをやのうけやい（86）
いまゝでハ上にわなにもしらんから
さしとめはかりいけんしたれと（87）
このたびハどんなものでもかなハんで
ゆう心ならをやがしりぞく（88）
この事をはやく心しいかりと
さだめをつけてはやくかゝれよ（89）
なにもかもはやくつとめのしこしらへ
をやのうけやいこわみないぞや（90）
これをはな心さだめてしやんして
はやくにんぢうのもよふいそぐで（91）
はや／＼と心そろをてしいかりと
つとめするならせかいをさまる（92）

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