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第17号 - 73


さと/\たをと/\びよさま/\


Sato Sato Taoto Taoto Byosama Byosama


~75註 さと/\とは、教祖様の生家前川家を指し、たをと/\は、秀司先生の庶子で、田村の村田某(田甚)の分家へ養子に行かれた音次郎氏のこと、びよさま/\とは、秀司先生の奥様まつゑ様の生家平等寺村の小東家を指されたものである。右に挙げた三家は、当時いずもお道に対しては熱心という訳には行かなかった。この御歌は、神一条の道に遅れるならば、たとい親戚の者でも十分守護する訳に行かぬ、とお戒めになったもので、合図立て合いとなって、悪い理が回わって来たならば、何についても皆この通りになるから、皆の者は、よく思案せえと仰せになっている。ここの処をよく思案して、我々は、神意に背かぬよう、神意の急き込みに遅れぬよう、しっかりと神一条の御教を心に体して、たすけ一条の道に勇んで進まして頂かねばならぬ。

Sato, Sato, Ta-oto, Ta-oto, Byo-sama, Byo-sama...

語川田甚及小東 汝等更須細思量
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