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第1号 - 20
このハほくむつかしよふにあるけれと
だん／＼神がしゆこするなり
Kono waboku mutsukashi yoni aru keredo
Dandan Kami ga shugo suru nari
この和睦は難しいようであるが、次第に親神が守護するから、やがて実現するに違いない。註 当時即ち明治２年の頃は維新創業の際で、人心不安で疑惑深く表面新政府に帰順しながら、内心歴代君候の恩を思うてひそかに事を謀る者があり、果たして平穏に藩籍奉還が実行できるかと憂えられた位であった。右二首のお歌はこの国情に対して、親神様は、将来人心必ず一に帰して安定す可きを念い、月日親神様の守護も又それにある事を述べられたのである。
This peace may seem difficult to attain,but it will come step by step through God's protection.
看此和睦似困難 神漸賜祐使實現