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第9号 - 47
このだいをすこしほりこみさしハたし
三尺にして六かくにせよ
Kono dai o sukoshi horikomi sashiwatashi
San jaku ni shite rokkaku ni seyo
註 本歌から六四に至るお歌はかんろだいに就いて述べられたものである。その形は、最下の台は径三尺にして六角、高さ八寸、二段目は径二尺四寸にして同じく六角、高さは八寸、三段目以上は径一尺二寸、六角、高さ六寸の石を十段積み上げる。そして、その上には径二尺四寸、六角、高さ六寸のものを重ねるのであるが、各段の中心には深さ五分の穴を穿ち、径三寸丸、長さ五分の『ほぞ』を上からはめ込むのである。この台の最上に五升入りの平鉢をのせられる。このかんろだいは、人間を最初に宿し込んだ証拠として、元の親里なるぢばに建設せられるのである。
Make the base of this Stand three shaku across and six-sidedwith a mortise at its center.
此台中央開榫穴 直徑三尺形六角