おさしず検索
増野正兵衞三日前より腹張り時々痛むに付願
さあ/\身上一つの事情尋ねる。心得ん。さあ/\第一多く寄り来る、多くの中、思うは成らんじゃあろうまい。心に掛けず、一名のためじゃない、世上のため治める。日々に受け取る。一寸心配、どちらもこちらも一寸心配、小さき心を持たずして、仮普請掛かりた処は一寸差し許す。あと当分、一人のため一戸のため分からん。どれだけ仮普請、何処から何処までも仮普請、何時あちらへ持って行くやら分からん。仕掛けた事なら切りは無し、仮普請切り無し、建てたかと思えば持って行き、切り無し一寸心配、一人のため一戸のため心配せにゃならん。年々のためなら心配は要らん。大儀無くして尽す理受け取る。なれど取り払い、一時取り扱い日々に掛かる。めん/\一つの心、それだけ思うて行かねばならん。出来て来る、世界出て来る。一つ思わく出来んで。だん/\談じて一つの心治めるなら、めん/\のものとは思われまい。一寸掛かり難しい。日々出来て来るが不思議、澄んでから何処までも、心置き無う掛かるがよい。