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土佐卯之助身上の伺
さあ/\事情に事情があって尋ねる。さあ/\所々一つの理のある処、一時これまでというは、計り難なき道を通り、長々の事情あれば、いつまでの理。急いてはならん。長く事なればどう事も始まる。事情は無くてはならん。成る成らんの道を越し、日々越し、年々越し、春の理を始めたるなれば、静かの心を持ちて、静かの理を始め聞くという。事情の始まったる事情は、めん/\の心という。めん/\長く心を持って一つの理を育てる。これまでの事情、艱難の事情を見て、遙かの理置いて、どんな事も急いてはいかん、静か理や無けりゃ治まらん。心一つの理によって皆治まる。一名の心次第によって、何かの処治めてくれるよう。