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上原佐助願

さあ/\尋ねる事情/\、身の処にどうも心得んという。尋ねる処、内々の事情、遠く事情、内々もう/\待って/\一つの事情、又一つには、運び掛けたる事情、ほんの満足をさす理を許してある。心胆一つの理は応法という。どうでも/\というは世上、心の内は、神一条の道は今と言う。今と言えばよう聞いて置け。身の処に一寸印、印あれば尋ねる。尋ぬれば諭そ。諭さば皆んなよう思案せよ。今という今は応法の道であるから、心に応法と心胆の理を分けねばならん。やって了う/\。やれ/\と言うてやって了えば後はどうもならん。控えというものが無ければならん。今一時は世上は皆そう成ってある。一名一人の事情に諭し置くから、よう思案するよう。身上は案ぜる事は要らん。

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