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親族一同出席の場にて御話

さあ/\/\一同親族々々、事情から一寸話し掛ける。一寸呼び出した処、一同に一つ/\の話を聞き分けるなら、談示という理が分かる。一同に出よ、一同に聞け、と言うは、よう聞き分け。めん/\の身の障りより、どういう事諭すやら分からん、洗い切るやら分からん。だん/\事情遅れ、一つ/\の事情洗い替え、改め替え、浚え替え、長らえての理も諭し、事情に一つの心を寄せて、これから一つと言えば初まりと言う。初まりならば一つこれまでというは、遠く事情ではあろうまい。辺所の所ではあろうまい。日々の処皆分かる。艱難一つの道を通りた、又通した。よう/\の日、よう聞き取ってくれ。神が口説き話すれば、真実聞くなら悟るやろう。何でも尽すやろう。だん/\事情も諭す。諭せば、世界通り慎んだようなもの、理によって分かり来る。一寸上面身の処不足なって、神さん頼んで救けて貰ろた、というは、それだけの理。物を入れて包んであるようなもの、だん/\分からんように成る。一同に話というは、お前の尋ねの時にはどうであったと、めん/\には分からんから、一同一つの理に悟ろうという。前々より二度三度の諭し、あら/\の処は浚えた。浚えば水も流さにゃならん。流せば溜まる。溜まれば浚えにゃならん。よう/\一年という、これから二年という事情を諭し置くによって、よく聞いてくれ。二年の間の理というは、余程事情ある。嬉しいような道であって、身の処にて前々の話には、又々の理を諭そうと言うて席を休めてある。どうしよう知らんと言うて居る。親族一同に諭し置く。多くの中にたった一人の心、一人の心という。人人あれども一人の心、一つよう聞き取りてくれ。どんな事もこんな事もこれしたらよいと心を寄せる。間違いの心から、どんな事出来るとも分からん。分からんやない。立って来た一人の心の理という。世上へ出さにゃならん。国々それ/\ちょいちょいとの処、もう忙わしい処も見えてある。それは知らん。今年の年に取ればどういうものと思やん。思やんしたとて善い思やんは出来ん。何と言われようが、心を定めたら万人の心という。四方四面鏡やしきの中に、一つ見るも、そのまゝ深きの理程聞いたる。隠しても包んでも皆知れる。どんな者やさかいどうやとは言わん。親族一同の話/\何であったぞいなあと言う。古き尋ねには、何とも分からん道があった。一つの心という。何でも彼でも一つの心は通さにゃならん。ごもくの中に一つの心すっきり掃除は出来ん。ぼつ/\の道を始め掛けて、一段という。一段という理は二段、二段登れば三段、四段という。登るには一つの心、焦げ付きの理錆び付きの理という。といても剥げん、捏ね変えねばならん。真の心に成程の理が治まらねば、どうもならん。これから一つの心を治めるなら、結構なる道という、紋型無き理という。日々の理を治めるなら、一つたんのうの理が無けりゃならん。たんのうは改めた心の理、もうすっきりごもくは払えた。これから始め。一段二段の理から始める。これが台。又一つ変わる/\。さあ/\急いで早く、だん/\早く/\の諭がありて、又々の道と日を送り、この事情いずれ皆前々に出したから、表の理を聞き分け。裏表の理はくどう/\に諭したる。裏には一つどうにもこうにもならん事情があった。今年もやれ/\、又今年もやれ/\、日々日を送り、今年は十分又十分。心を鎮めて聞け。元々の所へ一つの理という。それより始まった理、これも聞いてくれ。何ぼ話があるとも知れん。三四日休めてある。そこで又一人の改め替え。どれから見てもほんに元々の理というは、尽さにゃならん。今一時扶け合い一つ頼む。明らかな理、これでこそ、尽されたならこそ、と言う。未だ存命中ならと言う。十分事情を頼む。明らかにして、大層と思わずして、古き一人の心、十分受け取ってある。成らん事せいとも言わん。どれから見てもほんになあと、日々古き道が日々に変わる。早く事情を聞き分けて、大層と思うやろう。紋型無き処より、一つ始めた。十分一つの理を頼む。

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