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増野正兵衞昨日鼻汁が出て何と無くしんどくて一日休み、今日は御陰を以て起きたるも未だ鼻汁が出てならぬに付如何と願

さあ/\事情尋ねる、身上事情尋ねる。どういう事である、何がどうである、別段身上心得ん。何か治まり、それ/\掛かる身上の事情案じる事は要らんで。すっきり案じる事は要らん。事情によって思案、何よ事情さしづを以て治め居る。治まり来る。前々さしづ治めてくれるなら。これだけ案じる。一日悠くり治める。何よ万事さしづ通り話して、さしづ通り治めてくれ。
【説明】
身上については、別段これというて思い当たることはないであろうが、治まりということについてのお知らせである。万事さしづ通りに治めてくれ、という意味で、鼻汁は、おさしづ通りに事情を治めということを指示されたのであろう。
【摘要】
鼻に関するおさしづは多くないが、これを要約すると、先案じせずに、内々(家内)の者を安心させよ。早く理を治めよ。(鼻血)早く事情を治めよ(鼻汁)誠一つの理がつまるー通じないー解らない。(鼻つまり)不慮の事が起きるから用心せよ。(鼻先の障り)ということを指示されているように思われる。鼻は、腐敗しているかどうか予め臭いをかぎわけるところであり、また呼吸の出入口であることを考えると、先案じをしてはならぬ、理が通じないというさとしの意味が、よく解るであろう。鼻血、鼻汁は、早く治めねばならぬものであることを考えると、理を、事情を治めよいいうさとしの意味が納得されるであろう。不慮の出来事でぶつかるのは鼻先である。鼻先の障りが不慮の出来事についての予告であるのは、この意味においてであろう。

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