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山沢ミキノ身上願

さあ/\尋ねる事情/\、小人事情心得ん尋ねる。事情いかなる事情、小人たるどうも心得ん事情じゃなあ。尋ねば一つ事情、どれだけ事情、日々事情である。内々一つまあ、こう内々の処、事情身上案じる処、小人身上に一つ尋ねた処、いかなる事情である。一名二名どういう事である、一つ諭そ。事情案じる事は要らん。成る一つ、成らん一つ。まい/\一つ諭したる。聞き取ってくれ。一時なったると思わんよう。親々定めてくれ/\。

押して願
さあ/\尋ね/\にゃ分からん。いかな事も夢に知らせ案じ置きたる。成程これであったか。これまで知らなんだ/\。夢々一つの理、見る一つ聞く一つ、いかな理も悟るであろう。
【説明】
(1) どんなことも夢で知らせて、思案するようにしてある。そこで初めて、なるほどそうであったか、これまで知らなんだと、夢を通していろいろの理を悟るのである。  夢によって知らせてくださる親神の思召しを現実に、この世界で見たり聞いたりして、いかなる理も悟るであろう。
【摘要】
(1) 親神はその思召しを、夢の中でも知らされる。 (2) 私たちは、それがよい夢であれ悪い夢であれ、夢を通して今までうかつに気がつかなかった神意を悟りとって行かねばならない。

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