おさしず検索


本席御身上願

さあ/\日々の処/\、さあ/\まあ一日はよい/\。これ日々経つ。何かの事情、どうでもこうでも出来にゃならん。今日の日が余程の事情なればこそ、勤めさしてある。夜分堪えるに堪えられん。身上に事情ありて堪えられんやない。心に事情ありて堪えられん。難しいして行けば難しい。隠居分と言うたら、これでこそ隠居分かと治めてやってくれ。夜々の思やん誰に相談する間も無し、一日経ち/\半期も経ち、一人の心日々には十分と思うて暮らして居る中に、一つ心という治まらん。どうもなあという事情出来てから、どうもならん。この事情早く聞き分けてやれ。

押して、政甚縁談の事情願
まあ/\それは言うまでやない、尋ねるまでやない。遅れ/\、遅れた上も遅れた。さしづを以て治めるなら、治まるなれど、風に誘われる。善き風に誘われん。風に誘われたる理は堪えられん。早く一つの道に治まるなら、一日の心の休まる日があるなれど、とんとどうもならん。善き理に治まらん。一つの道善き道に治まらず。そんならさしづというは要らんものや、と言うやろう。さしづに取りよう一つの理取り違い、それから聞き分けるならどんな理も分かる。尋ねてこうと言う。さしづを以てこうと言う。心を以てこうと言うや、さしづは要らんもの。これが堪えられん。要らんさしづは幾度尋ねたとて同じ事、理と/\分からねば、すっきり分からん日がある。これ一つ、よう聞き分けてくれにゃ、どうもならん。

TOP


お道のツール