おさしず検索
永尾楢次郎小人せつ出物身上願
さあ/\尋ねる事情/\、小人たる処どうもこれ一つ事情一時こうという、又一時見るに見られん/\。一つ身上に一つ、罪無き者に/\理ある。何も罪無き者、身の内一つ一日事情見て、一つ皆小人たる処、何もだん/\事情、小人によって何も罪もあろうまい。悪もあろうまい、心違いもあろうまい。小人十五才親々事情、皆一つ事情、よう聞き分け。くどう/\のさしづ何度さしづ、月が経てば年が経てば忘れる。これではなろうまい。親々聞き取って救けにゃならん、救からにゃならん。小人心で救けにゃなろうまい。小人どうであろまいなれど、小人で大層。一時も早く、何遍もさしづ及んだる処聞き分け。どんな事も、さしづ曲げばどうもならん、とさしづして置こう。改心治め方、これ第一聞き分け。一時早く思やん。一時々々成程という処生涯に治めるなら、何遍尋ねる事あらせん。くどい/\痛み悩みから定めにゃならん。これ一つ早く聞き分けてくれ/\。