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増野正兵衞大阪より帰りし上大阪にて腹痛又留守中妻いと身上に付併せての願

さあ/\尋ねる処/\、身上に事情ありて尋ねる。幾重何度の尋ねも理は一つに諭したる。内々には案じるやろ。何も案じる事は要らん。よう聞き取れ。どんな事もこんな事も皆掛かりてある。一人ではとても運べん。一名二名三名同んなじ一つの理に治め。こうと言えば直ぐと運べるよう。一人では世上に困る理もある。一時心を許さんよう。一名ではとても行こうまい。これまでは長い間長らくの道筋、一つは話の台にもして居るくらいの事、あこはどうやろ、こゝはどうやろと聞いても聞き遁し、見ても見遁しのようなもの。さあこれからというは、さしづ一つの理からこうと言えば一時に運んでくれ。身上案じる事は要らん/\。

押して、前々古いものさしづ下され、その事でありますや
さあ/\皆々古い事/\と言えば、どんな者も古いように思う。どれだけ古いと言うても見たら分かる、聞いたら分かる。今一時眼前の理を運んで居れば、その者は直ぐ分かるやろ。よう運んでくれられた、と嬉し/\の理には曇りはあろまい。よう聞き取ってくれ。

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