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本席四五日前より御身上御障りに付、本日本席に御出ましに相成り御願

さあ/\一寸尋ね掛ける処、尋ね掛けるは一つ事情、いかな事万事さしづ以てさしづに及ぶ。何でも彼でも理を台として立てゝ行く。理に向かわんよう、逆わんよう、これだけ治め掛けたらどんな事でも治まる。世上に理があればどうであろうと言う。重く思うはめん/\心に理があるから案じる。どんと心を治めてくれ。道の理踏み被り無きよう、世上に理を下ろしたる。理を聞き分け。治まる治まらんというは心から。よう聞き分け。文字も分からぬ者でも、道に使う理を聞き分け。所には名称下ろしたる。そも/\から治まらん。一つの芯が元である。芯が狂うから、間違う。間違うから治まらん。二度三度運ぶ理を聞き分け。元という、ぢばというは、世界もう一つと無いもの、思えば思う程深き理。古いもの埋れてあるというは、よう聞き分け。人間の心では分からん。分かり掛けたら分かる。古いものは所々又所々出るに出られんという。よう聞き分け。理の取りようで軽くなる。出て来る理は神の理でなると聞き分け。誰彼は一寸には言わん。ほんにこれは成程と考え出して、これと/\鮮やか浚えてくれ、誰にこうして彼にこうせいとは言わん。理から掛かりてくれ。いつから掛かるとも言わん。掛かれば、皆育つ。育て心を以て治めてくれ。あちらに一寸囲いがあって、これがどうも一つとんと鮮やかならん。これ聞き分けるなら、何も危なき怖わきは無い、と諭し置こう。(前々刻限のお話に古き者云々とあるにより役員協議の上、古きと思う人々を引き上ぐるに付願)

同時、上田ナライトの事情願
さあ/\尋ねる処/\、尋ねてくれねば分からせん。一名の女/\、何程の理何程の者、どれたけの理と思う。何遍のさしづ繰り返えし/\諭す処、これまでの事情とんと分かり難ない。よう聞き分け。育てば育つ。前々の理に諭してある。育て方皆んな頼む/\。女一人貰う理は他に無いで。他に貰い替えはならんわい/\。年限経てばつい/\分かりてある。何でも彼でも伝わる理を拵えて置かねばならん。神のさしづという。皆同じ事を諭すのや。なれど、一つの理に治まる処を聞き分け。これだけ諭せば分かる。又後々続く理を拵えて置かねばならん。続かんような事ではこの道遅らすか、曇らすかの道より見えやせんで/\。人という、どれだけの者と言うやなし、皆同じ人間である。なれど、事情の理から見れば、疑う理はあろうまい。よう聞き分け。入り込んで話をすれば、人が替わりてあるだけやで。理は同じ一つの理である。これよう聞き分けてくれ。

同時、上田ナライト内々の治め方願
さあ/\まあ/\軽く言うてまあ当分という。治め掛けたら治まる。まあ/\遊びがてらというような事情と治めてくれ。十分治まりたら、往のうと言うても往ならせん。これだけ諭し置こう。

同時、諸井国三郎本部員に引き上げる願
さあ/\一寸話し掛けたら、それ/\談示の理も出て道が開く。開いたら諭そう。遠い所始まりの理に取りても重いものなれど、重い軽いは言わん。こうもせにゃならんかという処は、十分の理であるから許し置こう。未だもう一つある/\。理によってどうも暮れて了た/\。なれど、後々理は繋がってある。前々一時どうしよう知らんという処、安心して尽した処を思えば十分の理である。後は立ったるなれど、これも一つの理に治めてやってくれにゃならん。

同時、上田民蔵本部へ引き寄せる願
さあ/\皆これ一つ/\、心に掛かるだけは、理が重なりてあるから心に掛かる。これ一つ十分許し置く。

同時、西浦弥平本部への願
さあ/\これも心に掛かるやろ/\。どうでもこうでも、心に掛かるだけは安心の理に許す。

同時、桝井政治郎本部への願
さあ/\これもなあ、年も何ぼうにもならん、年限もなあと思うやろ。なれど、親という、親より続く理、これも一つ心に掛かる理であろう。

同時、堀内与蔵本部への願
さあ/\尋ねる処、これは十分今の処ではとんとどうでもあろまい。なれど、十分の理がある。本部へどうせにゃならんとは言わん。どちらで尽すも同じ事、十分の理を治めてやれ。

同時、松田音次郎本部員に引き直しの願
さあ/\尋ねる処/\、これらは一つの理と言う。長らえての間、及ばんながらでも、山を越えだん/\運んだる。未だそのまゝの心で尽して居る。尋ねる理に許し置こう。

同時、村田幸助本部への願
さあ/\これも一つ十分である。なれど、一軒の内に幾世帯も持つと言うたる。なれど、こうと言うと言えば、その理に許す。

同時、松尾はる本部への願
さあ/\だん/\事情を尋ね人々の処、これも内々にはこうと言う。なれどぢばにいつまでと言うなら、又々治めてやってくれにゃならん。

同時、身を隠してと御聞かせ下さるは何方で御座りますや伺
さあ/\身は隠して居る。なれど、後へ一人の小人を残したる。この元をよう聞き分けてくれ。内々左程の物も無き中、安心してだん/\尽したる理を、思やんしてくれ。今の処内にも一寸始め掛けて居る。暮れた者の理より、ぢばの名義も一つ下ろしてやってくれにゃならん。

押して、前川喜三郎で御座りますや
さあ/\それは尋ねる処/\、方角はころっと違うたる。山を越えて西にある。今の処普請掛かりて居る。早く治めてやりゃ大いのためになる。

大阪網島寺田で御座りますや
さあ/\尋ねる処、どうなりこうなりの理が分かりたか。十分々々どうしよう知らんという処、いずれ/\放って置かんと言うて楽しましたる。よう/\の日が来る。本部へ一つの理を寄せてやるなら、鮮やかという。

押して、本部へ寄せますは小人で御座りますや
さあ/\今は未だ小人たる処、今は親と代わりて十分たんのうさしてやってくれにゃならん。

同時、増野正兵衞より会計上の事情願
さあ/\皆治め方/\、治め方が難しい。何も難しやない。皆めん/\の事と思て掛かれば難しい事は無い。あれとこれと集めるのは、なか/\の理や無けりゃ集まらん。めん/\これだけの理を集めるのは楽しんでくれ。道無き道は分かりゃせん。どうしたいこうしたいと言うても、出来るものやない。又入った処が分かりゃせん。これよう聞き分けにゃ分からんで/\。

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