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岡本善六小人カン目の障りに付願
さあ/\尋ねる事情/\、小人たる第一の事情である。一つ尋ねる処、いかなる諭という。まあ一寸事情何たる事、重ね??の事情楽しみ、一人の事情も未だ治まろまい。一時の処では、どうなるやらと思うた日もあったやろ。又々一時以て尋ねる。小人たる第一事情、何たる事とは更々の理に思わず、持たず、案ぜば案ぜる程切りは無い。早く発散。内々事情と諭しの理と、鮮やか聞き分け。よう/\重々の理に集まり、やれ/\と思えば又事情、心に判然たる理も持たれようまい。よう聞き分け。何も案ぜんよう。案ぜば案じの理が回る。小人第一の事情、大変と思うやろう。思うやないで/\。やれ/\という一つの理は、つい/\の理に見えるであろう。どういう事に成って来るも、いか程思ても、思う通りならんも、一つ理にあるという理は、めん/\も聞いて居るやろ、諭しても居るやろ。難儀さそう不自由さそうという理は無いで。世上広くの事情には、どんな難もあれば、いろ/\事情の理に苦しむ理もあるやろう。やいやと言うても、成って来れば、どうもなろうまい。案ぜるやないで、案ぜるやないで。つい/\の内、ほんに成程という事情は治まる程に。案ぜる事は要らんで。案ぜる事は要らんで。