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増野正兵衞身上願

さあ/\尋ねる身の内、どうも心得ん事情尋ねる。どういう事こういう事、理を言う。尋ねる処よう聞いて置かにゃならん。身上事情障り/\どういう事尋ねる。尋ねばさしづ。道の流れという、だん/\諭したる。これまでの処には何度諭したる処、この古きさしづ出してこういう事あるなあ、これ調べ出し、何処から見ても、彼処から見てもほんにこれならなあ、どういう事間違った事無けれど、間違う処も歎かわしい。どんな事でも弱いようで、心精神という、精神多く寄れば強いもの。堅いものでも理が無ければ砕ける。追々旬を定めてくれ、と、さしづして置こう。珍しいさしづやで。

又、続いて
さあ/\成っても成らいでも、精神だけ守護する/\。めん/\それから出けん。さしづというは、これまであれこれさしづしてある。なれど反故同様。一つ緩む、二つ緩む。だん/\世界聞き分け。相当なるさしづ選り分けてくれ。選り分けてくれ。だん/\それこれ選り集めるなら、一つ理から自由とさしづして置こう。身は案じる事は要らん。

押して願
さあ/\尋ねる処/\、まあこれめん/\からこう、身の内からこうなればさしづから違わん/\。身に尋ねたらさしづある。さしづを以て通れば、危ない事は無い。危ない事有れば、親から危ないとさしづする。悪風々々に誘われてはならん。悪風に誘われば、どんな所へ流れるやら分からん。難儀さそう、不自由さそうという親はあろうまい。これまでちょい/\理混ぜてある。これよく/\理繋ぐだけ繋いでくれ/\。寄るだけ寄せてくれ。もう/\悪い理あらせん。世界に鏡やしき/\と言うて合わせに来る理を、合わせてくれ。よく聞き分けてくれ。

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