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茨木基敬四十三才身上血が上下三度身上願
さあ/\尋ねる事情/\、いつ/\事情尋ねる。一つ理は同じ事、身上一つ事情大変。もう一時何たるという思う事情あろ。又他にどうと思う。よう聞き分け。いついつさしづ理は一つ前々諭したる。よう聞き分けにゃ分からん。善い事しても一つの理が掛かる、悪い事しても一つの理が掛かる。皆んなそれ/\尽した働き理の一つこれだけこうして居れば十分という。聞いてもこれはどうして示そうにも、思い思い日送るばかり、一つ後々談示場所という理を聞き分け。気儘出て/\気儘出るというは、よう聞き分け。老舗から一つ理が出る。諭しから一つ理が出る。難しい事情話した処、善い処だけ取る。一つ譬えて話しよう。一つ種を蒔いたら、一日経ったらだん/\味が付く。これ決まりたる。旨い味だけ取る。それは元々一つ理からそう成る。喰べる事だけ味だけ取る。元種蒔いたら実がのる。実がのるまで修理難しい/\。一つ諭して行くなら修理であらかで、あちらへひょろ/\こちらへひょろ/\、心の心配ばかり求めにゃならん。一つ言うたら、年限という年限無くば実がのるまい。皆修理ある。この事情聞き分け。一時尋ねる事情、事情は迫りと大変、これ聞き分けば又暫くと言う。これ早く諭してくれ。事情は余程急ぐで。
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さあ/\尋ねにゃ諭しという。分からにゃ尋ねとて、前々一つ心のそれ/\皆んなあちらこちらどうも取り損い。元へ掛かり楽しみ/\掛かれば楽しみどころやない。又候々々身上どうや知らんと言う。障りと言う。これよう聞き分けにゃならん。
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さあ/\尋ねにゃ諭しという。分からにゃ尋ねとて、前々一つ心のそれ/\皆んなあちらこちらどうも取り損い。元へ掛かり楽しみ/\掛かれば楽しみどころやない。又候々々身上どうや知らんと言う。障りと言う。これよう聞き分けにゃならん。
【説明】
茨木基敬、北大教会初代会長。 これから教会というものは理を談じ合う場所であるという理をききわけよ。勝手気儘が出るというのは良くない。しみせ(老舗の方言で、古い伝統。即ち、ここでは教祖のひながたを意味すると解すべきか)と、教祖のおさとしから教理が出て来るのである。むつかしい事情話したところ都合のよいところだけをとる。という意味で、血が上下三度は、教理を自分勝手に都合良いように理解してはならぬということを指示されたのであろう。
茨木基敬、北大教会初代会長。 これから教会というものは理を談じ合う場所であるという理をききわけよ。勝手気儘が出るというのは良くない。しみせ(老舗の方言で、古い伝統。即ち、ここでは教祖のひながたを意味すると解すべきか)と、教祖のおさとしから教理が出て来るのである。むつかしい事情話したところ都合のよいところだけをとる。という意味で、血が上下三度は、教理を自分勝手に都合良いように理解してはならぬということを指示されたのであろう。
【摘要】
血上下るについては、教理を、自分の都合の良いように、勝手に理解してはならないということをさとしていられる。
血上下るについては、教理を、自分の都合の良いように、勝手に理解してはならないということをさとしていられる。