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河原町部内水口支教会長藤橋光治良四十才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、どうも身上に心得ん/\。だん/\事情尋ねる事情いかな事と一つ思う処、さあ/\楽しんで/\十分心楽しんで出越したる処、身上これはなあ皆んな心に思う。尋ねた事情諭しよ。よく事情聞き分け。一人一名と思う。一名と思えば心違う。万事の理に諭しよう。端の端までの心に諭し置こう。よう聞き分け。どういう事こういう事皆諭して心治まる。諭して心治まれば、十分の心一つ/\尋ねる。どれだけ思たて思わず/\こらどうもならん。事情は一名一人の理であろうか。それ/\先々の理であろうか思う。心得ん事情から尋ねたら、こういうさしづありたと皆先々諭して、道は同じ一つ理、同じ一つ道、千日一日より始めて、それより将来事情だん/\運び来るなら末代、と諭したる。これ皆んな聞き分け互い運び合うて伝わって来たる。道中に尽した者は、互い運んでやらにゃならん。埋んで置いてはならん。どうせえでもこうせえでも、不自由中難しい中尽した中に、埋もれは多分ある。互い運んでやれ。運んで十分これと満足すれば、十分受け取る十分受け取る。よう聞き分け。道というは、いつまで一つの道、何程尽したとて、外所事言うてはならん。誰はどうという事は、これは要らん。これだけ伝えて置く。身上は案じる事要らん。案じたら案じの理が回る。互い扶け合いは、第一尽して運んで、皆んな心で運んだらと言えば、勇む日ある。十分互い/\運んでやるが十分。これだけ諭したら十分分かるやろ。

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