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清水与之助咳に付願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ、身上どうも一つ心得ん/\思う処、さあ/\尋ねる事情/\、幾重一つ尋ねに変わりたさしづ無く、身上どうでも鮮やかならん。何が間違う。こうであろう、どういう事であろう。心の理は思うまで。一つ理、道の道理は一つ/\、万事の理は一つ、思う理は一つ。事情万事掛かるやろ。銘々こうと心運ばにゃならん。万事一つの理ある。この一つの理の中の理であって、この一つの事情諭し置こう。この一つの理、何でも彼でも用いらにゃならん/\。なれど、どうと心を持つな/\。事情はさしづ通り凭れ付け/\。万事諭し置こう。よう聞き分けて、三才童児という心を以て道治め。たゞ一つしかあらせんで。身上どうという心要らんで。よく聞き取れ/\。
【説明】
清水与之助、兵神大教会初代会長。 事情はおさしづ通りもたれついてすればよい。よくききわけて三才童子という素直な心をもって道をおさめよ。という意味で、咳は三ツ子のような素直な心になれと指示されているのであろう。
【摘要】
咳というものは、呼吸が素直に行われない場合に出るものである。そして、急く場合に、咳く事が多い。こうした生理現象を考えると、咳をもって指示される身上さとしの意味がよく理解されるであろう。咳に関するものは多数あるが、大体左の如く分類出来る。(1)急かずに将来を楽しめーやたらにせくなー。(2)急いで事を運べーやたらにせけー。(3)勝手の心を遣わず、素直に神意に沿いきれー神意に逆らうなー。(4)たんのうし、先案じするな。(5)お互いに堰を造らずに談じ合え。『やたらにせくな』と『やたらにせけ』という正反対の例があるが、これは他の場合にも見られるところで、『身上さとし』に否定(積極)と肯定(消極)とがあることは、実際にさとすとき、十分に注意せねばならぬところであろう。事情はおさしづ通りもたれついてすればよい。良く聞き分けて三才童子という素直な心をもって道をおさめよ。という意味で、咳は三つ子のような素直な心になれと指示されているのであろう。

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