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中台庄之助身上の願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上にどうも心得ぬと尋ねる。いかなる事情もあろう。さあ/\身上は一つ事情余程。それ/\もこんな事と皆思う。どういう事もこういう事も、何か諭し難くい。一人の事情によって、大変結ぼれ/\、さあ/\聞けば、なあ/\、あんな事こんな事又一つ尋ねる。いかなる順序の道一つ尋ねる。どういう事こういう事なれど、道にて身上の障りでさしづが出来難ない。一つ差し入って万事の処、あちらにも用がある、こちらにも用がある。運ぶという処、第一という一つ理も、前々事情を尋ねるから、一つ一時掛かりという理も諭してある。何か相違の事と思う、道すがらの事である。道すがらの理治めにゃならんが、治め難くい。急いては行きゃせん。月々気長い心で治めば、一つの道も無き事もない。万事の処軽くに思うから、何でもない事が重く成る。今一時尋ねる処、身上の別紙にて尋ねる。心に掛かるでこれ一つ伝える道はという理は、心というはどうもならん。こんな事それ思う。そこを一つの心に治めてくれにゃならん。心休め、それそれ諭するも、時旬というもの遅れ切って了うてから、どうもならん。心変わり/\重い事に成り切って、道というはそれ/\軽いものと思う。軽いものが大変事情重く成る。とんと分かりゃせん。仕可き道理と思うが軽くなる。神がしんを知らして居る。結ぼれ/\しっかり伝えてくれ。身上案じる事無い。心の温和し、何も言わん素直の心が、順序の道である程に。それで一つの道の理かゝわりてあるのやで。これしっかりよっく伝えてくれるがよい。