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諸井その身上願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上に心得んから尋ねる。尋ねるからは、そら諭し置こう。何よ聞き分け。身上程大切ないもの無い/\。何よ身上という。身上事情から皆何か事情あるもの。諭する事情は、案じれば切りが無い。案じて居ればどうもならん。案じる事は要らん。一つよう思やんしてみよ。皆年来という。後思やんして、皆々聞き分け。年来と言う。どういう事であろ。こういう事でなろう。分からん/\中から運んで今日の日。この理聞き分け。どう成ろう、こう成ろうという。成ろと思うても成らん、成ろまいと思うても成りて来る。この理いんねん。第一定める台。これ聞き分け。世上いかな者もある。一夜の間に影姿も見えん言う。どうしたんぞいなあ、と言うような事は、数々世上に現われある処から聞き分けてたんのう。こう成ればどう成ろうこう成ろうと思うては、どうもならん。よう聞き分けて、どんな心定め。成ろうと思うても成らん、又成ろまいと思うても成りて来る。どんと心定めるなら、皆々開き付くであろ。

分教会へ出張すると、急に帰らねばならぬ事重なります故、この辺の事でありますや
さあ/\それは又掛かる処は掛かる。それ/\だん/\治めてやらにゃならん。なれど、十のものなら七つまで捨てゝ了うがよい。心に掛けて居れば切りが無い。しっかりした者引き寄せて、渡した者、そうして一つ/\運び来れば、それは御苦労やなあと言うなら、道開く。道の台である。いつ/\心掛けて居ては楽しみ薄い。付けた理はいつになりても取りやせん、消やせん。いつ/\心に掛けて居ては、心に曇り掛けるようなもの。これよう聞き分け。

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