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浅井勝太郎四十七才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、どうも身上心得ん。だん/\長い間身上心得ん日々であろう。日々事情忘れられん。よう事情聞き取って、いかな事情もしっかり諭し置く。最初掛かりともいう。だん/\運ぶ尽す理は皆受け取ってある一つの理、これだけ順序受け取りあれば、これはなあ思う。これ聞き取れ。言うて聞かす。一代切りと思てはならん。人間生まれ更わり、分からん。めん/\どうこうと言うは、一つの心に治め置け。今まで道を伝うて来て、身上これだけ切なみ。道の上結構の中に、どういうものじゃなあ、心に分かるであろう。その理すっきり忘れて了え。この道末代治まりある。人という、それ/\中遁れん中、一人の中に染まり付くがよい。この理一つの理、しっかり聞き分け。身上案じてはならん。日々皆それ/\中から何と思う、何と言う、この心更に持たぬよう。切なみ心に持たぬよう。いんねんという。長らえて一日の日なりと、これから心を定めて、道という心しっかり染まるがよい。この理鮮やかならねば、暇が要ってならん。何程衣服多くあっても、楽しみ無い。世上のいんねん、夜一夜の間にどうなって了うやら分からん。道の上ならこそ、成らん中切ない中でも通して貰うが、この道。この心を持って、これで大丈夫日々の心に持って、一日々々順序治まり/\、つい嬉しい理頼もしい日見えて来る。たんのう第一。たんのうして、暮らし難くい日も通り、世上一夜一つの理見、たんのう。たんのうは前生のいんねんさんげとも言う。案じんよう、しっかり心を定めてくれるよう。