おさしず検索


昨日より本席御身上大変のぼせると仰せあり、御障り中本日朝増井りん教祖赤衣仕立て下されし事に付申し上げ下され、それよりだん/\御話ありて本部員残らず寄せと仰せあるにより、一同打ち揃い御話(御敷布団しかず御坐りでおさしづ)

三十八年後は、こんな席へ坐わりゃせん。皆々揃うてくれ/\。まあ/\遠い所から運んでくれるのは、容易やない/\。さあ一々話して聞かす。存心心に嵌まりたらよし、治まったらよし。席というもの、どういうものと合点行かにゃ尋ねたらよい。席が同等して話するによって、聞き分け。分かり掛けるから分かる。元々から席元の座へ直すも理、直さんも理にある。直さにゃ理無きもの。これ心の肚へ治まりてあればよい。心というもの、違い有ってすれば、順序今日限りのもの。こらよく大事の場である。聞き損いあってはなろまい、取り損いあってはならんと、これまでさしづしてある。濁り/\付いてはならん。濁りはどうもならん。仕切りて道の理治めて、どうでもという精神薄いから、人の心に流れ、人の心に流れて、この道立って行くか行かんか、よく聞き分け。さあ/\どうやこうやと一つ/\の答がするか、答出けんか。答もせず、席一つの場へ上ぼせんと言うたら、この道どうなるか。これまでどうして通りて来た。よもやよもや、十年後から成って来た道やあろまい。寿命縮めて席に出て働きしたらこそ、世界やれ/\と目醒ますようになったもの。教祖存命の間から年限幾年経ったか思やんしてみよ。さあ/\どうやこうやと一々の答してみよ。いつ/\こうであったと理が無くばならん。どうもこうも理が戻し、さしづを砕き、何よ人間心、人間心でどれだけ掛かったかて行かせん。日々どうして行かん、こうして行かんと思い/\の心、此処まで送りて来た。今日の日言葉添えるは、もうどうもならんから。もう一度見捨てゝ置いたなら、一時の水が出て来てからどうもならん。一時の水防ぐ事出けん。成らんから、これ一つふし以て旬諭す。諭すから答して、これよりさしづ違わん違わんと、皆んな惣々分かれば、何とか申し上げるがよい。

会議致しますから元の席に御直り下されませ、と申し上げ
さあ/\そうして皆んなが心を合わせて、こうと言うは道理であろ。一人でも精神無くばならん。怖わい処探りてなりても、夜に忍んでなりとも、精神万事の処成って来たる処から見れば、無駄あろまい。無駄あってはならん。さしづに無駄あろまい。一日の日を踏み留めてみよ。踏み留めてくれるがよい。

相談して心を合わせて御詫び致します、と申し上げ
さあ/\なあこうして、皆と/\同等で話し、押し掛ける話し掛けたら、一日の日を以て集まったも同じ事。今日まで教祖存命、教祖日々入り込んで話する。理は軽軽しい事やない/\。十分思い日々心を和らげ、どんな者も頭並べ、頭揃えて通りて来たは、今日まで何年以来、教祖存命同じ事。どんな者でも同じよう、心だけ日日受け取って、日に/\話するは教祖存命同じ事。元々の心にてさしづ無いげな、席変わりた、どういうもの、一日一時どうなる。明かい道暗い道になって了てはどうなる。そうなってからどんな事したとてあかせん。教祖存命一つ治めさしたは容易やない。これしっかり聞き分け。又、席どういう処から出けたる。毎々聞いて居るなれど、元々という処分からん。ほんの軽々しう思て、やしきに居る者やと。その日来たら、ほんになあ/\と言うような事出けてから、どうなる。日々世界天理教ほんに偉いものや、と言うようになったは容易やない。内々から元の事掴まえどこ無いようになってから、何と沖へ突き流されたようになってから、どうするか。何の理があるか。よう聞いて置かにゃならんで。さあ/\これどうや心に嵌まるか心に治まるか。

相談致しまして申し上げますと
さあ/\皆々心さえこうと言えば、こうであろう。今日という、今日は皆々同等席するは、よく聞き分け。今日までは、どういう事もこういう事も、皆見遁してあったのや。さしづ/\用いらんものなら、席は要らんもの。世上はどういう事、第一小さいようなもの。小さいようなものやなれど、その小さいものが大きい成ったもの。何処の国にも彼処の国にもあったものやない。神が入り込んで教祖教えたもの。その教祖の言葉は天の言葉や。どうやろこうやろうと、そこへ教祖入り込み、天より直ぐと映したのや。今日無駄にしてはならん/\。真から無駄にする。これまで聞いて居て、治めさゝんが今日の日になったる。第一一つ世上へ人々へ守り渡す。悪難除け。これ分からん。勝手にして居た。それよりだん/\改めて、教祖しっかり渡し授けたる。これ小さいもの。小さいものが何程大切とも分からん。改めて一つの理、とんとどうならん。一度はそこえ/\と言うたもの。又勝手にしょう/\。これ第一いかん、第一ならん。この勝手一つ、又、何よしてからこう、これもいかん。これもと金銭づくでする事はどうでもなる。なれど、心を養う理は、金銭ではいかん。これしっかり聞き分け。勝手はならん。金銭で出ける事は小さい。金銭は構わんようなものなれど、それは皆道から出けたもの。道から出けたものなら、それはそれの運び方も、それ/\心無くばなろうまい。

皆々へ話聞かして、と申し上げ
しっかりと言い伝えにゃいかん/\。何も知りたる者やない。大き所へすぼっと入って、十分心を自由自在してるだけの者。これ/\なあ、ほのかに聞いて居る。最初はほんの破れ家の草原同様の処から、十分心に楽しまして連れて通りた席やで。席が言うのやない。よう聞き分け。裏は鍛冶屋、表大工。鍛冶屋、大工、柱にして、今日の日まで上ぼりて来たわい。しんばしらは鍛冶屋、そこでしんばしら、表大工、皆んな筆に残りある。又一つ、止めに出てあろうが/\。

なか/\これ三十八年以前、九月より取り掛かり、十分一つ道よう/\仮家々々、仮家は大層であった。一寸ふしあった。皆退いて了た。大工一人になった事思てみよ/\。八方の神が手打った事ある/\。八方の神が手を打ったと言うてある。
それより又一つ/\あちらからこちらから、だん/\成って来たる間、丸九年という/\。年々大晦日という。その日の心、一日の日誰も出て来る者も無かった。頼りになる者無かった。九年の間というものは大工が出て、何も万事取り締まりて、よう/\随いて来てくれたと喜んだ日ある。これ放って置かるか、放って置けるか。それより万事委せると言うたる。そこで、大工に委せると言うたる。これが分からん。

さあ/\これだけ話したら、これがいかんどれがいかんと言えば、一つ/\この場で述べてくれ。よし/\、強ってどうせいとは言わん。席これだけあったら日々満足働かしたる。出て来る者十分取り扱いせにゃならんと心に持って、今日までの日は通りて来たる。これで、席は十分たんのうして居る/\。


守りの処よく御話を致しまして、押して申し上げます
さあ/\守りという話が一つ、これがきっしり決まるか、勝手するか。勝手すると言うのなら、言うて了え。さしづは要らん/\。これしっかり伝えてくれ。一つこうやどうやと席直らして、しっかり聞き取らすがよい。

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