おさしず検索
井筒とよ手痛み、息女たねのぼせ、同ふみ歯痛み三人共身上に付願
さあ/\尋ねる事情/\、どうも身上という心得んなあ、思う処だん/\長らえ長らえ、又一時どうも身上に一つだん/\の中に、又一つ心得んと言う。身上に堪えられん事情ではあろうまい。なれど/\一つ/\の事情又尋ねるからは、一つ道理諭す。ようしっかり聞き分け。それ/\も聞き分け。長らえての間の道筋々々、年数えば余程長い年限、道は広き事情、元々何でもない処から、よう/\まあこれでという処通りたる。余儀無く処からかくれ、これから理を諭す。よう聞き分け。皆皆この道は急えたて行くものやない。急えたて行かん。長らえての道、楽しみ/\、一つ/\積む、又々積む。だん/\世界からこう成る。こう成れば一つ案じ無きもの。よう思やんせにゃならん。これだけこうどれだけどう、有っても無うてもよい。なれど、長らえての道楽しみ。天然々々出けて来るは道。万事心配りてくれ。又、万事どんな事も元へ掛かる。元へ掛かれば皆役々あろう。又談示あろう。これ天然という心以て留まる。身上案じる事要らん。未だ/\一つ、十分これでこそという処まで、踏ん張らにゃならん/\。案じてはならん。案じはすっきり要らん。日々の処急えたていかん/\。又急かんといてもいかん。中という、世上穏やか/\案じ無い。これ一つの理に治め。万事この理に止まると言う。