おさしず検索


政田甚五郎五十二才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、身上という一ついかな事であろう、一つ尋ねる事情、尋ねる事情には又一つさしづという理を、これ一寸して置こう。よっく聞き分け。さあ/\長い間/\に、あれこれどんな日もあったやろ。こんな事と思た中、これ道の中、又年限追うてやれ/\と思う中に、身上あゝと言うは、余儀無く事情尋ねる。尋ねば、さしづ及ぶ。よう聞き分け。身上不足なるとは思うな。身上不足なるとは思うな。未だ/\先長くと定め。道の上ならこそ、道の上ならこそと、心定めよ。よう聞き分け。人間という、たゞ一代切りと思たら、頼り無い。人間一代切りとは必ず思うな。そこで一つ理がある。皆生まれ更わり、出更わりという理聞き分け。親が子となり子が親となり、どんな事もほんになあ、よく似いたるか/\。この一つ姓ありて現わしたる。この理聞き分けて楽しめ。こんな事ぐらいとしいかり定め。とても/\及んでからはどうもならん。日々不自由と思わず、心改め、しいかり踏ん張れ。しいかり踏ん張れば、未だ/\長いで、未だ/\長いで。

TOP


お道のツール