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前日永尾よしゑの身上のおさしづに古き事情という処なり、中の事情という処もありましたが、その古き事情と仰せられますは如何の処でありますや願
さあ/\尋ねる事情/\、さあいかな事情も尋ねにゃならん。どんな事情も尋ねにゃならん。何遍諭せど、どうもならん。大方分かれど、埋って置くも同じ事、何と尋ねたとて、一つ/\諭しあれど、とんとどうもならん。又十のものなら六つという。よう/\よう/\六つにも行かん。よう聞き分けにゃならん。古き/\と言うて、事情諭し掛けたる。中という、見難くい事情もあれば、中に鮮やかもある。又古き事情にもよろまい。どういう者もある。何かよう聞き分けにゃならん。古きというはおら年限何年なると言うても、理が無くばどうもならん。古き事情にも功無くば同じ事。この理悟らにゃならん。よう聞き分け。何かの事もどうしてこうしてと、あら/\改めてこういう事に運びましたというは、受け取る/\。古き事情どういう事と、分からにゃ分からんと答せにゃならん。分からんから尋ねるのやろ。皆々一つ/\の理を改めて、尋ねてくれにゃならん。
押して、古き事情と仰せ下されますは鳴物の事でありますや、教祖の処に居て下されます老女達の事でありますや願
さあ/\どういう事も古き数々ある。皆改め掛けた理から改めにゃならん。どうもどうもあれもこれも映りあって、道理に一つ理を拵えるから分からん。そこで十のもの十ながら分からんも同じ事。よう聞き分け。鳴物一条という。鳴物一条から一つ理聞き分け。前々より諭したる。まあ初め/\それ/\道理からよく聞き分けて、よう思やんせい。思やんすれば、成程と分からにゃならん。どうでもこうでも分かり掛けたる理あるけど、情に流れる事はならん、情に流れる心は要らん。情に流れるようでは、どんな道が見えるやら知れんで。情に流れるような道ではないで。
平野楢蔵より又押して、先達て桝井伊三郎と私と運びました事でありますかと願
さあもう何も彼も分からせん。どれ一つ定まったと答あらせん。定まったらどれはどうと答せにゃならん。答もせず情に流れるから、どうもならん。そこで、情に流れなと言うてある。情に流れては、分かりあって分からん。さあ/\事情激しいで。これより、激しいで。
さあ/\分かりてあれど、それを運んで、これだけこういう事に運んだと、一度もあらせん。しさがし喰べさがし供えて居るようでは受け取れん。さあ/\情に流れんようにせにゃならん。人間心の情に流れてはならん/\。情に流れんようしっかり治め。しっかり治めてしっかりせにゃならん。情に流れてはならんぞよ/\。
押して、古き事情と仰せ下されますは鳴物の事でありますや、教祖の処に居て下されます老女達の事でありますや願
さあ/\どういう事も古き数々ある。皆改め掛けた理から改めにゃならん。どうもどうもあれもこれも映りあって、道理に一つ理を拵えるから分からん。そこで十のもの十ながら分からんも同じ事。よう聞き分け。鳴物一条という。鳴物一条から一つ理聞き分け。前々より諭したる。まあ初め/\それ/\道理からよく聞き分けて、よう思やんせい。思やんすれば、成程と分からにゃならん。どうでもこうでも分かり掛けたる理あるけど、情に流れる事はならん、情に流れる心は要らん。情に流れるようでは、どんな道が見えるやら知れんで。情に流れるような道ではないで。
平野楢蔵より又押して、先達て桝井伊三郎と私と運びました事でありますかと願
さあもう何も彼も分からせん。どれ一つ定まったと答あらせん。定まったらどれはどうと答せにゃならん。答もせず情に流れるから、どうもならん。そこで、情に流れなと言うてある。情に流れては、分かりあって分からん。さあ/\事情激しいで。これより、激しいで。
さあ/\分かりてあれど、それを運んで、これだけこういう事に運んだと、一度もあらせん。しさがし喰べさがし供えて居るようでは受け取れん。さあ/\情に流れんようにせにゃならん。人間心の情に流れてはならん/\。情に流れんようしっかり治め。しっかり治めてしっかりせにゃならん。情に流れてはならんぞよ/\。