おさしず検索


本席御身上前日より御障りに付、かんろだいに一同御願い申し上げて御座いますが、どういう処でありますや願

さあ/\一日尋ねる事情/\、前々よりだん/\/\事情、だん/\/\いかな事と思う。皆これ一つ/\、前々さしづ眺め、皆々心無くばなろまい。席という、たった一日の日も、今日はなあ/\という日は無い。どれだけ運び切って居たとて、一日の日も休む事出けん。これ聞き分けにゃならん。前々どんなさしづもしてある/\。尋ねるまで。満足与えてせにゃならんと、さしづしてある。なれど、一日なりと心休めた事は無い。それではならんで。これ聞き分け。聞き分けにゃならん。どうでもこうでも尋ねにゃならんと言うたて、日々じっと控えて居てはなるまい。よう聞き分け。道が遅れるだけで、一日の日満足与える事出けん。これが第一の理。与える事出けん、としてみれば、どうなる。今日も休み/\、休み続けではどうもならん。一日の日どうでもこうでもと思う中、言訳立たんようになりてからどうもならん。天然の日なら出ける日もある。なれど日々という、皆これまで一つ/\理を集めて尋ねば一つさしづ、聞けばさしづ。一日の日成り立ったる。満足与えてやらにゃならん。満足与える心にならにゃ満足与えたと言えん。日々にどういう事であろこういう事であろと、心病まして、心休んだる事は、夜寝んだる間より無い。夜明ける、朝になる。万事心に掛かりて来る。内々事情掛かりて来る。心病ます事であるから、一日の日につゞまりて身上に掛かりて来ると聞き分け。日々に心だけ働いて居る。うっかりしてはならんで。皆心には承知をして居て/\、何の承知の理が立たん。満足与えにゃ満足の理が立つか立たんか。これ聞き分けば、何時なりと働く。神が働かして居る。心にじいとして居ては働かれん。

一同相談致しまして運ばして貰います、押して願
さあ/\よう聞き分けにゃならんで。頼んだ事というは一寸忘れたと言う。一寸忘れたと言うは、満足与えるという理が立つか。どうしてくれこうしてくれ、と、頼まん事は、道の理の上の理である。日々に理が積もれば、一日の日も忘れる事出けん。あの年の大晦日という、元日という理を聞き分け。間の日に口で言うても、心に届かんから忘れる。皆、こうせにゃならんどうせにゃならん、と、承知して、日日に日が経った。さあ/\前々今日も休みや、未だ休みや、未だ休みと言う。これ聞き分け。日々の処心の使いようで障る。障り切ったら容易で行かんで。これよう聞かして置こう。

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