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植田平一郎身上願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上に掛かる。事情という、いかなる事情あろう。皆それ/\思う。これよう事情諭するによって、皆それ/\聞き分けてくれにゃならん。一人煩う中の煩い、なれど煩いやない。煩う事情聞き分け。一人煩い中の煩い、皆々心に思う。いかなる事掛かる、身上の処どういう事と思うが、一時どうとは無い。又有りてはなろうまい。皆々心によく聞き分けてくれ。さああちらでも部下、こちらでも部下/\/\と言う。それ/\親の理、これそも/\の心の道通る。よう聞き分け。それ/\道の固まり、どうでもこうでも出来てある。よう聞き分け。又身の処どうであろうと思う。身の処もしもという事あってはならんで。又今日まであゝと思うたる。一年で行かにゃ二年、二年で行かにゃ三年五年という、将来の心定めてくれ。重荷負うて走らりゃせん。これ持ってはどうもこれ通る事出来ん。さあ、そこでよう聞き分け。一寸一服というは、一年という二年という、楽々に通れると、この一つ心々皆々の心も十分に治まる。さあよく聞き分け。さああちらもこちらも未だ/\踏ん張らにゃならん。さあ身上案じる事要らん。通り難くい処、未だ/\先々楽しみの道もあるで。心にたんのうを与えてやってくれるがよい。

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