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中和分教会従来植田楢松分教会長たりし処都合にて辞職に付、後担任平野楢蔵に変更願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ尋ねる事情前々事情又前々事情、だん/\事情、さあ/\皆々事情尋ね出る事情は容易やあろまい/\。さあ/\前々事情一つ、又一時事情を以てこうという理尋ねる。尋ねるには、皆それ/\寄り合うた中の理、どうせいこうせい、これがよかろうあれがよかろう、精神皆々の心の精神、心精神、皆々心の精神又々事情、さあ変わる人という、容易やあろうまい/\。一つ事情精神一つ事情、何かの処という、皆々の心という。何であろう/\、何であろうがよう聞き分け。いかなる事もどういう事も、危ない怖わい。先という道は鮮やかという道である。暫くの処/\、十分の保護してやってくれ。いかなる事、精神皆々の心に許し置こう/\。
【説明】
(1) 上田楢松氏、中和大教会二代会長。初代会長出直しによる中和の道の損失ははなはだしく、かてて加えて家族の出直しが引き続いた。かくて教勢衰微はその極みに達し、教会普請の借財もかさむ一方となった。そこで窮余の一策として、郡山初代会長平野楢蔵氏に後任を願うこととなった(「教会史資料(三)」参照)。 (2) 見通しはどんな暗くとも、必ず鮮やかに解決できる。しばらくの間なのだから十分保護してやれ。真実の心に許す。
【摘要】
(1) 建設中に教会が倒れるなどのふしがあっても、たんのうして、むしろ心を定めて通ることが大切。先には大きな楽しみの道がある。 (2) その他教会長を辞退したいという場合にも、よく考えることである。絶望的に見える事情にも、必ず解決の望みがある。 (3) そこで会長を辞職したいという場合には、代わる代わる足を運んで諭してやれ。三度までは説得に足を運んでやれ。 (4) そこまでしても、やめたいという場合には仕方がない、惜しいものだが。後任会長には丹精をつくしたものを運ぶ。 (5) 何かの都合で会長排斥運動などが起こったような場合、あくまでも元一日を考えて、天の理で治めることである。元々の理を捨てたなら、株たを捨てたようなことになる。 しかし、そのような場合、会長の方も人間心を混ぜ合わせていないか反省せねばならぬところがある。そして、あくまでも広く大きい心で育てることである。 (6) 会長辞職問題などが起こった時、上級教会などで心配するのも無理はない。しかし自分が病気になることを思えば大したことはない。 (7) このような問題に当たる時、何もない所から始まったのだ、ということを考えたら、必ず事情解決のご守護がいただける。また、どんなに見通しが暗くとも、必ず鮮やかなご守護がいただけるのだから、真実の心でかかれ。

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