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寺田半兵衞身上願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上という一つ理尋ねる。さあ身上理尋ねる。容易ならんから尋ねる。身の切なみ事情という、これまで長らえての間、どうこう思う。行かんならん、思い/\の日の処、送る処、日々どうこう一つ、どうもならん。一つさしづ、諭し置くによって、よう聞き分け。さあ一人の中やあろうまい。皆々の中、皆々の心というもの無くばならん。一つ所理下りたる。容易で成ったものやない。一人の事情で皆々心取り直し、それからと言う。名称というものは、容易のものやない。皆々一つ心に合わしてくれにゃならん。よう思やんしてみよ。一戸結ぶも容易で出来るものやない。台の元を拵えた者、これなか/\の理。それ/\も、この心一つ持たにゃならん。踏ん張ったるも、順序一つの理に添えてくれ。身上どうしてもならん。年限の間身上不足なりてどうもこうもならんが、皆そも/\ではどうもならん。元というものは、金銭ずくめで買えるものやない。真実の一つ心を出し、一つどうこう理を尋ねば、心は勇んで来る。たゞ一つこうのうより、真実の思い立つものやない。よう思やんしてくれ。一時どうとはない。なれど、何よの処も満足与えてやってくれにゃならん。これを一つの事情に諭して置こう。

増野正兵衞尋ねに赴く願
さあ/\尋ねる処/\、一つ話というは、皆々諭しよう、諭しよう取りようという。道というもの、しっかりと伝えてくれ。それ/\の中も、どうしてこうして、万事の中も治めてやってくれるよう。

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