おさしず検索


十二時過ぎより本席身上激しく障りの処三時に到り俄かに激しく相成り、教長初め一同揃うて居ります、何か御聴かし下さる事ありますか、と願

ウヽヽヽ、さあ/\/\/\/\、ウヽヽヽ、さあ/\毎夜々々の話毎夜々々の話し掛け一条々々、さあ/\もうこれ一寸一回は一寸一回、話結ばにゃなろうまい。一寸一回まあ/\、さあ/\前々よりさしづ紋型無い処難し、一寸印打ったる。だん/\の話も運び、どれだけどうこれだけこう、皆々談じ合い、それいかんあれいかん、それはよいこれはよい。一回の初めとして一つ理始め掛け。いつ/\まで待って居た分にゃならん。さあ/\もう話というものは一度より二度、二度より三度の理重なれば、話は着くやろう。いつ/\までこうして居た分にゃ、席はどうもならん。昼は/\と言うて働く。十分身も使う。時々それ/\の理も運ぶ。これではどうも遅れる。そこで今晩この話台として、一回設けてみるがよい。いよ/\考え付かんという処、又尋ぬれば話もせにゃならん。そこまでの話諭したら、十分の理悟るであろう。

しばらくして
さあ/\もう一声々々聞かして置くによって、どうでもこれ大望の事、仮家と言えど大望の処、そこで早うから用意せにゃならん。心というもの、じっと落ち着けて掛かれば危なげは無い。俄かに掛かれば十分の事出来ん。十分というは前からするが十分。そこで一回設けてあら/\の話決まってくれ。幾度やっても心得んと言えば、尋ねるがよい。そこまでは一つ働かにゃなろうまい。ウヽヽヽ、

さあ/\/\/\/\/\/\、長い/\、長い年限の中もうどうもならんから身をかくれたのや。ずうとかくれたのやない/\。かくれたなりであろうまい。前々より古き話も伝え、古き事も分かりてあるやろう。何よの中の話。
さあ/\皆よう思やんをして掛かれば危ない事は無い。影は見えぬけど、働きの理が見えてある。これは誰の言葉と思うやない。二十年以前にかくれた者やで。なれど、日々働いて居る。案じる事要らんで。勇んで掛かれば十分働く。心配掛けるのやない程に/\。さあ/\もう十分の道がある程に/\。
【説明】
(1) このたびの神殿普請は、仮屋といっても相当大がかりなものである。そこで、早くから用意せねばならない。心を落ち着けてかかることが大切で、そうすれば危なげはない。急にかかれば十分のことはできない。十分に手落ちなくするためには、前々から用意を整えておくことが大切である。そこで、早く会議を設けて、大体の話を決めてもらいたい。幾度話し合っても決定しないことがあれば、尋ねるがよい。そこまでの努力をしてくれねばならない。
【摘要】
本部の普請についての諭しは、それぞれの普請の規模、構造、用途が異なるので、それについて述べられた神意を一様にまとめて言うことはできにくい。しかし次の点は、一貫しているように思う。 (1) 今一時は皆、仮屋普請である。しかして道普請であり、切り無し普請であるということ。 (2) 親の普請を急ぐより、親心の上から大勢の子供たちの帰ってくるおやしきの拡張、信者詰所の普請を望まれていた。しかし、上田ナライト様の住まいや神殿普請のおさしづに見られるように、機が熟して、神意を達成するための普請は、どんなに財政が困窮した中でも、これをやり遂げるように、きびしく急き込まれている。しかして普請の心構えとして、次のように諭されている。 ① 道の順序を聞き分けることが大切である。つとめ場所が道の普請の掛かり初めであったが、最初は小さいものから出来上がって来た道である。この最初掛かりの精神で通れば、どんなこともできる。 ② つとめ場所は一坪から始まったのであるが、その普請を引き受けると言うたのは本席である。普請に当たって、皆その心になるように。 ③ 普請はまず、木を一本買うことから始まるのである。 ④ 旬をはずさないように。旬をはずせば、できることもできなくなる。 ⑤ 念の入ったことはいらん。木柄に望み好みをするよりも、大きな心で何でもという精神が大切。小さな心ではいずんでしまう。 ⑥ 急いでかかれば十分のことができない。前々から用意を整えておくことが大切。 ⑦ 案じ心を捨て、楽しみという心をもって、勇んでかかるように。勇んでかかれば神が十分働く。 ⑧ 皆心を合わせて、一つ心になることである。派を分けてはならん。 ⑨ 外面を飾るよりも、内面の充実が大切である。「中に綿を着ずして、外に綿を着ては通られん」と仰せられている。

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