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御話研究の事に付伺

さあ/\尋ね返やす処/\、どういう事を尋ね返やす。まあ一日の日、これだけの事と思うから尋ね返やす。こうという心あれば、尋ね返やす事は要らん。何でもなき処は何でもないやろ。軽い事のように思うて居たらどんならん。どんな事でも小さいものなれど、さあと言うようになればどうもなろまい。皆心一つの理に寄せるなら、どんな事あっても、引き受けたという治まりの理が無い。思やんしてみよ。他の事は小さい事、一人の事情ぐらいは、小さい事なれど、心得までの理に諭し置こう。あちらこちらと言うようになれば、席が出来ようまい。元さえしっかり踏ん張れば、世界明らかという。軽い事何でもない事と思えばそれまで。一つ/\よう思やんすれば皆分かる。

引き続いておさしづ
さあ/\まあ一つの事残して置こうという。さあ/\年々年分、何箇年事情幾箇年事情は、世界それ/\諭したる。これ出るまでは、算盤に譬えて置く。割り外しのようなもの。それかえ、それ何それ、そこえ/\の理を計りて、大きければ大き理でなけねば大き理が寄らん。これ難しい。一日の日に改めてくれ。道から出せば、道の理が無けねばどうもならん。俺は借金は無い、明らかなものと言うたて、身に借りがあればどうもなろまい。明らかな道、聞いて置こうか、心得のため、事情知らし置こう。

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