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前刻限御話により、又本席身上御障りの願

さあ/\尋ねる処/\、尋ねるまでの理であろう。いかなる理も聞き取らにゃ分かり難ない。どういう理諭するとも分からん。諭した処からどうかこうか、理は言わんよう。さしづだん/\世界聞き分け、定めくれるよう。諭しの事情これからという。さあ、これまで聞いたる処、天然自然の話々、だん/\世上怖わき危なき恐ろしい情無い、と諭したる。大変なる処、理を聞き分け。いかなる理も鮮やか許し諭したる。どういう理も諭したる。一時事情以て尋ね出たる処、許し置いたる処を変える/\。追々事情、世上だん/\の事情、順々明るい道という。順々の道を開いて、地所広く/\という。これ一つ事情聞き取れ。日限事情、速やか分かろうまい。映る/\事情、大変事情こうと定め、思い大変事情、だん/\運び掛ける処、鮮やか掛かりと言うて、それ/\心を以て細々の理という。地所開いて、そのまゝ事情、一方一寸始め掛け。掛かりという。年限諭し置く。二年三年それ/\楽しみの道、天然の理、楽しみ/\の道であろう。仕切った道を通れば通れようまい。未だ聞き取り分かろまい。一年でないで、十年でもないで。一人や二人で一つの心を集めた分には、世界と言えようまい。これ一つ諭し置こう。大層なる事受け取れん。楽しみというは、先長くが楽しみ。それ/\談じ、心洗い替えて、長くの道通ろうやないか、楽しもうやないか。仕切って通れば、身の内苦しまにゃなろまい、苦しみささにゃなろうまい。一時の処、身上迫り来る。迫り来れば道も迫る。これから掛かる細々守護の道は、十分付くであろ。今年に蒔いて、今年に取れようまい。一時に見えるは天然とは言えようまい。これ聞き分けすれば、年々の事情、これだけさしづして置こう。

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