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前おさしづより一同決議の上左の項を分かちて願

第一さあ/\尋ねるであろ/\、一二三との印を打って尋ねる。第一の事情に諭してある。一寸には分かろまい。どうでもこうでも、及ぼすだけは及ばさにゃならん。三年という、千日というて定めたる。千日先というはこうなる。三年以前に諭したる。一時の道という。これは悟り違い、聞き違い、取り損い。よう聞き取れ。あった事情を諭すやない。先々の事情を諭す。道によって千筋という。これからという。一つの理というは、事情は日々諭して居る。寄り来る者には諭さにゃならん。修理という、肥えという。修理が抜けてもなろまい。肥えが抜けてもなろまい。行先にはどんな所も出来る。なれど修理せば実はのるやろ。又一時身の処不足なる。日々の取扱い、一時運び難くい処から尋ねる事情、何でもないと思えば何でもない。なれど思えば思うだけの理はある。先のはこうや、今のはこうや、と又の理を拵えてはどうもならん。どれだけの物でも、何程値打のある物でも、世上に一つの理が無ければ、何にもなりゃしょうまい。何でもない処から始まりた道を思やんせよ。分かる。夜と言えば夜、昼と言えば昼。一つの事情より一つの理が無けりゃならん。事情の理を聞き分けにゃ、何度でも同じ事。遠く所から出て来る。皆話を伝え、詰まった処は諭さにゃならん。いつ聞いても同じ話やなあと、聞き取らさにゃならん。前々さしづに、所々高い所出けるという。道に高い低いの理は無けねども、心の理により高い所出ける。思い過ぎより仇となる。日がある談じ掛け。一時一つの道という。放って置かれる理と、放って置かれん理とある。今の深きと思う心が間違う。前々より深き理がある。事情を聞き分けるなら皆分かる。これよく聞き取って、一時の理に治めにゃならん。

第二
さあ/\万事の処に心を運べば世界という。成らん事をしようと言うて成るやない。なれど成らん事でも、しようと思えば一時成るやろ。なれど続く、続かんの理を思やんせよ。天然自然の理も聞き分け。成る処は成る、成らん処を無理にと言えば天然とは言えようまい。そこで説諭の理も始めにゃなろまい。一寸初代という。十分大切という理は受け取らにゃならん。なれど大切の理より、大層の理になる。取扱い掛け隔ての理は無い事はあるまい。この道一列世界、ろくぢという。順序の道、大抵はそれ/\の理、これ一つ諭し置こう。

第三
さあ/\事情々々尋ねる処、尋ねば分かろまい。よう事情聞き取れ。一時十分と思うであろ。世上とも言うであろ。なれど、教会という分かれというは十分の理も治まりてある。さあ/\一つの事情も治めてやらねばなろまい。心では十分たんのうの理は治めて居る。尽す一つ、運ぶ一つの事情に、理が治まらにゃならん。十分たんのうして、夕景一つの礼を言う。たんのう有るか無きかは事情で分かるやろ。どうせいこうせいこれは言わん。よう聞き分け。道の理、理の理、これ一つ分かるなら、どんな事も運ばにゃならん。万事の理は鮮やかと言う。どうしてくれ、こうしてくれは言おうまい。一日の日、夕景一つの事情を見れば、たんのうの理は十分治めて居るやろ。これ一つ、よう聞き取ってくれ。

第四
さあ/\尋ねる/\、事情刻限々々順々どっから頼みに行かいでも、理を聞きに来る。高い低いの理を改め。事情始めたのやろ。万事の処心置き無う。これまでの道筋道すがら、五十年以来鮮やか書き記し、出しても出さいでも書き取って、一つの理は無けりゃならん。出せと言えば幸であろ。心置き無う、出さにゃならん。さあ事情始まる/\。

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