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清水与之助腹二度下り熱の願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上一条尋ね/\、尋ねば一つ理を諭せにゃなろまい、聞かにゃなろまい。身上から心得ん一つの理は出るであろう。身上案じは無いが、よう聞き分け。だん/\刻限話伝えてあろう。見にゃなろまい。一時事情大変なる事情、一時事情違う。違うというは中々の事情である程に。出ける出けんという。出けるだけ/\して、心の楽しみ一つ重ねば、大変出けるだけ皆力持って、今年に出けねば来年というは、楽しみの理であろう。人間心掛かる処聞き分け。大層大層は大変事情であろう。日々年限の理を積んで、楽しみいつにこうという理、皆心に掛かる。すれば夜も寝やずしても心解けん/\。聞き取れ。どれだけの事も日日詰み立てる。日々積み立てる理は受け取る。なれど出けん事無理に言わん。楽しみだけ運んでくれるよう。身上から聞き分けば鮮やか速やかという。皆刻限から話思やんしてくれるよう。
【説明】
清水与之助、兵神大教会初代会長。 出来る出来ないというが、欲張らずに出来るだけして、それで心の楽しみを一つ重ねれば、沢山に出来るだけ、それが皆な自分の力になるのであって、今年出来なければ又来年というのは楽しみの理であろう。という意味で、熱は心に楽しみをもって働け。ということを指示されたのであろう。
【摘要】
熱については、物体の摩擦から発熱するように、心の摩擦から、身上に発熱するという理をさとされている。そもそもの理即ち、各自が勝手の心を遣い、一手一つに治まらない理ー仲違いの理ーが発熱となる。よく談じ合い、一手一つになることが発熱を御守護いただく元である。また因縁の自覚が足らず、因縁の理に逆ろうて不足することも、発熱病の元となる。発熱の場合は、各自がたんのうし、またそれぞれがたんのうし合うということが、特に大切であろう。

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