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御墓所門の処伺

さあ/\尋ねる事情/\、大変なる事情である。事情はそれ/\追々、思わくより一つ、一時これで一つという処尋ねる。掛かり掛けたる思いたる処、許し置こう、さあ/\許し置こう/\。

同日、本部北の方やしきへ大工仕事小屋建てる願
さあ/\尋ねる処/\、事情は許し置こう/\。

同日午後、改葬の御輿二つ造る願(内一つは教祖、一つは中山家祖先の輿)
さあ/\尋ねる処/\、一日の日を以て事情という。さあ/\尋ねる処/\、万事事情尋ねる処、一々尋ねる処、こうという処、理集めて事情受け取る。又一つには他に事情寄せ、一つ事情これも受け取る。後々の事情治めにゃならん。一日一つ尋ねる。これから何度も尋ねて日々運ばにゃならん。一時の理に治まる、一時の理が一時に治まる。又々の理にこれも治めにゃならん。事情何ぼ重なりたるとも分からん。許す一つの理、どんな事したとてはあという理さらに無き、一つ理どんと計り難ない。二度三度以て尋ねば生涯の理話定まりたる。これ放って置けようまい。一つ理は早く理を以て尋ねる事情は心だけ許し置く。何かの事軽くという思やん持って、最初々々こうというは台である。どんな事したて心治まらねば、ふわ/\して、ふわ/\した事はどうもならん。そこで語る、話し合うて心置き無う万事掛かる。尋ねる処心洗って掛かる。一つ間違わん事通れば固まる。固まりの理は世界という。どんな事せいとは言わん、なれど、さしづという理違わってはならん。これ一寸諭して置こう。

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