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神様御用場の建物六間程にして、それより地所広く致し度く御許し願

さあ/\尋ねる処/\、さあ事情は幾度の話、諭しは幾度の諭し。さあ一日の日を以て尋ねる処、幾間という。幾間一つの理を諭する処、よう/\悟り/\、どういう悟り。悟りやあろまい。聞き分けたら分かる。一時の言葉に一つの理があれば、いかなるも書き取りて、一つ/\話し掛けたる理合わせ/\。建家さしづいかなると思う。容易なる理であろまい。話し掛けたる理がある。その理から万事一つの理が治まる。さあ広くと言うて話し掛けたる。心広くは万事広く。広くというは分かろうまい。広くという、広くには不足という理あろまい。どれだけ広くとも分かろまい。広くというは心の理が広く。広くが楽しみ、楽しみがあって広くという。なれど心に一つ理があっては、広くとは言えん。さあ幾間何間と言うて事情尋ね掛ける。よう事情聞き分け。存命中の事情から諭し置いたる処の理考えるが、一時の理鮮やかという。存命で居る理を以て楽しみ。楽しみはたんのう、たんのうは言葉で分かる、話し合うて分かる、掛け合うて分かる。この世過ぎたる処聞き分け。又一つ事情、事情切って話し掛けるで。よう聞き分け。幾間という理を切って話という。存命なら存命の理以て、嬉しい心の理を取り結んでの理は、重々受け取る処、よう聞き分け。この世という、過ぎたるという/\、語るに語る事出来ようまい/\。一つには事情、席一条、諭する理は存命一つの理という。一つ分かるか分からんの心こら要らん。一時諭す。刻限事情で諭したる処、これ一時固まりたる処、皆勇んで通れば危なきは無い。なれど、はあと思うては危ない。一時心を鎮めて運ばにゃならん。一時に仕上げて、一時にどうとは要らん。皆寄りたる一つの心、一つの道、この所に用という理がある。一つ遅れる、二つ三つ遅れる。よう聞き分け。幾間何間という。これ存命は存命一つの理によりて諭し安心。事情は二度と尋ね、三度四度尋ねてと、さしづして置こう。

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