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新井万治郎三十二才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、事情は身上一条理を尋ねる。いかなる事であろ、と日々の処、まあ道のためというは、容易ならん。心々どうなりとなって、これからというは、身上一つ。ようこの一つ理を聞き分けて、それ/\順序という理を拵えて/\道伝たる/\。道伝えてくれ。そらどういう事伝えるなら、よう聞き分け。先先あちら名称々々理というは、元々ありて順序。又一つ、元ある/\元から元の順序改めて順序。よう聞き分け。多い中古い道忘れてはならん。多くの中、どういう事出けるも先々治まり居る処/\、古い道ありて新しい道/\。先々盛んと言えば、古い/\。ふし無うてはならん。先々の処、どれだけの道出ける。せんぐり向こい行た処が、集まる所失うてはならん。これだけ諭したら順序ある。元から元、先の元、元の元ある。その道うっとしいとならん。うっとしい中しっかり聞き分け。元元だん/\元々の元、又元がある。この順序諭し置く。分教会という、名称、それ支教会出張所布教所という。二つ三つ元々元一つという。その古い道忘れてはならん。さあ一点筆取れ。さあ譬えて話、さあ庭木がある。木には幹は古い。それ、一の枝二の枝三の枝、一の枝取って何程珍しいと言うても、一の枝取れば、元何もならん。これから談じ、今日の諭し、元始まりて、この理何でも彼でも、元に聞かさにゃならん。庭木に諭したる。分教会一つ枝取れる、二の枝取れる。先栄えん。さあ前諭したる。元から育てば、育つ。水が含む。よう聞き分け。これは容易ならん諭しやで。憎い諭しやない。可愛から諭すのやで。先々身上事情以て行けば、大切ない事情、古い/\ものを立てゝ、先々身上順序。さしづ聞いて危ない/\、尋ねる。諭して諭す。元がうっとしいて先に何言うてもならん。先々悔やしむ。これだけ諭したら、元は容易ならん/\。容易ならん枝がある/\。元幹という、枝払ろたら、野中の杭も同じ事。よう聞き分けてくれ。身上、尋ねる事情は諭し一つの理になる、と諭し置こう。