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増井りん五十七才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上という、さあ掛かる一つ理、どういう事であろう思うやろう/\。何ぼうでも鮮やかならん。よく一つ万事諭しよう/\。これまでこれまで所という、又それ/\聞き分けにゃならん。聞き分けてやらにゃならん。この道というは、今日や昨日や成りた道やない。皆心という、いつと無くして通りたこそ今日の日、めん/\もなあ、これまで心で思わいでも神が見通し、よく聞き分け。これまで通り難くい運び難くい道通りた理は、容易で通られたんやない。又それ/\聞き分けてやれ。この道何でも無く出けたんやない。一日の尋ねからそれそれも聞き分け。身に一ついつ/\無くはならん。よう聞き分けてくれ。聞き分けてやらにゃならん。理というは成るに成らん理という、皆惣々の中に諭し置こう。同じ理から皆々理無くばならん。押されて事情、見通し事情あればこそ、一日の日運んだる。こうなればと言うた日あろ。堪えられん事情は、神が見通したる。同じ理の中に、とんと鮮やかならん。この事情どういう処へ掛かるとも分からん。筆に知らし置こう。どんと掛かりてもならん。どちらへともこうして立ち並ぶ順序、今日や昨日に入りたんではない。尋ねる事情、わしも皆もこれまでこうしてさしづありた限り、同じ理やなあと語りてくれにゃならん。何も無く物どうしょうこうしょう思うても成らるものやない。成らん。どれだけ古いと言うても成らん者もある。神が見通してこうしてある理聞き分け。身の処案じる事要らん。案じてはならん中に、思わく/\心に外しては心にならん。口に出さず語らず、兄弟ならこういう事ありた、どういう事ありた、皆んな談示一つ理無くばならん。心に悔しみありてはならん。日々取り次ぐ/\、この理に諭し置こう。よう聞き分けてやれ。何処へどういう理掛かるとも分からん。もう一大事の処である。さしづ諭し合うてくれるよう。