おさしず検索


本席昨日夕方より俄かに御障りあり、先日と同じ腰痛みの御障りに付願

さあ/\尋ねる処/\、尋ねにゃ分かろうまい/\。一度ならず二度ならず、良い時楽しんで、心一つ日々という。何か順序、前々以て諭したる/\。なれど、事情尋ねて順序一つ/\筆に取りて、それ/\心に治めてくれにゃならん。いつ/\も尋ねる。皆々順序諭してある。なれど、聞いたばかりでつい/\放って置く。どうもこうもならんようになってからは、取り返やし出けん、と諭したる。心という、心に事情あるから身上障りという。心事情が障るという。どういうものでこうなる。皆んなそも/\の心では治まらん。早く諭したる事情内にも迫る処世界も迫る。迫り切ったら、聞くや否や、どういう事出来るやら知れん。よう聞き分け。喜び勇んで日々という。不足はあろまい。なれど、働く中に、心に一つどうなるや知らんというようでは、心に楽しみ有るか無いか聞き分け。身上迫るというは、一つ/\諭したる。何か順序遅れてある。遅れ切ってならん。どういうもので遅れるなら、どんな事もこんな事も日々働く中である。世上満足与える理聞き分け。一日休んだら明日やろうか/\と、待つ理聞き分け。夜な/\障る。明けたら何でも無い。一日はよい、二日はよい、五日十日の事情になってからはどうするぞ。楽しんだ理これでという理明らか諭したる。たゞ一つの言葉からで皆満足。国々所々盛んという。楽しんだ事情、もうこれ一つ遅れ、二つ遅れ、遅れ切ってからは、どういう日見にゃならんとも分からん。勇め/\。勇んで来れば勇む。一つの理で持ったる。一人勤めば双方治まる。めん/\あちらもこちらも何も彼もすれば、用が欠けるという。この道理から思やんせよ。よく分かったか。分からにゃ何ぼでも尋ね返やせ。

押して、三軒三棟の名前付ける処、この間教長より扱人へ仰せ下されし処、本席へ申し上げて、普請落成の上願うてくれとの仰せに付、この事御知らせ下さるや
さあ/\尋ねる処/\、一つ治まれば皆んな治まる。治まらんから治まらん。そこで、どうしてくれこうしてくれは言わん。長らく年限の理を眺めて聞き分け。どれだけ何が有ったて、心に楽しみ無くば働けようまい。どうせいこうせいはこれは言わん。いつ/\一つの心集まらにゃどうもならん。日柄一つ/\集まれば、ほんにそうやったなあと言う。日々という、順序から見ればもう楽しみ無けにゃなろうまい。年々という理がある。よう聞き分け。もう年もそこい/\である。亡くなってからどんな理治めてくれたて、どうもならん。判然なるとは言えようまい。よう聞き分け。一日の治まりは末代の治まりとも言う。どうしてくれこうしてくれ、これは言わんで。日々の処満足与える。人というは、成程の心一つに治めてくれにゃなろうまい。

押して、三軒三棟の処西の方は永尾で、本席宅の方は政甚で、今新たな所はまさゑの様に御聞かし下されますが如何願
さあ/\まあ一時尋ねる処/\、どちらもこちらも一つ/\治めてくれにゃならん。万事取りさがしである。そこで出来してから治めてくれにゃならん。半端の中では、どうも出けようまい。どちらどうなるやら、あちらこちらこうなるやら分かろうまい。三軒並べ立てた処、一時諭してない。未だ満足与えてない。出来してから一つ一つの理を治めてくれ/\。

押して、普請の処急いで仕上げます
さあ/\一つ尋ねる処、前々よりも諭の理。これ一つ二つ心以て諭したる。これだけ言われてよう出けたなあ。これがあたゑかと皆喜んでくれにゃならん。苦労さしてはあたゑとは言えん。古い話にもしてある。前々始め掛け。容易やない。ほんの草生えの中から出けた理、今日の日は大いの事情に成ってある。まあ危ないなあ、これ怖わいなあという中から出けた。今日の日一時に成ったのやない。人の義理を思て成るか。聞き分け。天の理から出けて来るのがあたゑ。あたゑ無くば、どれだけ蔓っても、退かれたらどうもなろまい。勇んで掛かりてくれ/\。勇んで掛かりてくれ/\。勇み無くては受け取る理は無い。よう聞き分けてくれるよう。

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