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永尾楢次郎身上に付さんげ申し上げよしゑ、まさゑ、政甚の三名より願

さあ/\まあだん/\、一度二度三度の道理より一つの理、まあ/\寄り合うての中、多く中寄り合うて、中まあ内々事情々々、だん/\事情重なりどうも/\、これまで理を運び善き事重ならん。一度身上どうも身上の処、一時どうでない。なれど、十分事情難しいものである。身の兄弟三名よう聞き分け。天が下に有るか無いか思やんしてみよ。こんな道は無い程に。人間と/\の約束やない。天よりさづけ、一日の日以て治まりた日がある。これほんの微かだけはっちゃ思わせん。一つ、改めて聞き分け。何程の理でも何程の者でも、どれだけどうしても、こうしてと言うた処が無い程に。真の心治まらん。そこで痛む心より無い。よく三名心を合わせ、一時改めて道のため、順序確か流れんよう、これから確か改めるなら、どんな道も連れて通る。いかん/\理は、一日の日の心の理によって成るもの。たとえどうなってもこうなっても、道の理は消えやせん。不自由難儀さゝん。これまで空吹く風に吹かされ、どうもならん。辺所雨風の中の船、大船沖へ流されたようなもの。どちら向いてもこちら向いても分からん。天より付いて基づく理ある。これ聞き分け。又皆んなの者天より連れて帰って治まりもある。互い/\の理があれば、どんな火の中、水の中、剣の中でも、今日の日多くの中へ連れて通るが道である。よう聞き分けて、心一つの理を治めてくれ/\。よく聞き分け/\。

政甚より押して、これから皆しっかり心結び合うて行きますからお救け下され度しと願
さあ/\よう聞き分け。これどんな日も知って居るやろう。どんな事も分かってあるやろう。めん/\心というはどうもならん。悪に誘われ、悪に巻っ込まれ、悪吹き出し/\、よう取り替え。取り替えば、何処に不足あるか。何処にもあらしょまい。これまで、だん/\筆に付けてある。表大工裏鍛冶屋という理は、古い教祖より付けてある。これ分からにゃならん。いつ/\まで聞き分け。難しい事言わん。仮名の事多く中多くの日待つ人の心、三日前休めば心に持って多く中から多く中、これ運ぶなら多く中、これ運ぶなら結構。長らえての中、日々休まずに運ぶなら、明るく照る。生涯一つの理に諭す。一日の日のさしづは、これまで無きさしづ。あちら一名こちら一名、都合五名結び込んだる理を聞き分けば、難しい事は無い。明るい理を分けてよう聞き分け。救けたいが理、又救けにゃならんが理。元の理を聞き分け運ばにゃならんというは、日々の惣々の理。又一人尋ねる処、迫りたる。何もどうなったて、こうなったて、花も咲けば実ものる。小人あれば、どうしたらよいと思うやろう。又夜分々々にも思う。このぢばに生まれる者、一つの理聞き分けてくれ。いかな順序は、この理に皆あろう。よく聞き分け。

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