おさしず検索


関口定松並びに妻つる身上、尚小人の処申し上げ願

さあ/\尋ねる事情/\、いかな事情も尋ねる。身上にどうも心得ん。どういう事であろ。まあ一つにはこれではなあ、心に思うだけ。心理があって思うのや。心理があって思うのや。これしっかり解きほどき、心得のため諭す。どういう事諭すなら、道のため国のため運ぶ中、身上どうと皆思う/\心、いかな事も聞いてくれ。どうしたさかいに、こうしたさかいに、皆道の中に、難儀さそう不自由さそうという理が有るか無いか、聞き分け。皆前々事情、前々事情は見せようと言うて見られん。又言うたて分からん。生まれ出したるは、皆理を以て出たる/\。それ道を始め掛け心寄りたる。国々見分け有る無いは、国にある。たすけ一条と言うて、内々こういう事と、小さい事思てくれな。世上大き理を皆一時ほのか見るであろ。この理聞き分けて、道という理ありて一つ運び、事情胸に治めてしっかり定め。不自由さそうという理はあろまい。そんならこの身上どうと又起きる、尋ねる事情、案じる事要らん、案じてはならん。又小人どうと思うやろ。なれど、世上の理から心治めてくれるようと。

TOP


お道のツール